人が東京タワーに魅せられる理由 - 須藤元気
まずは富士山を思い描いて下さい。 富士山というのは、凄く美しく雄大で、何か惹き寄せられるものがありますよね。 でも実は火山という死と共にあるんです。 昔から死と生を両立させるものには、人を引き寄せるパワーが生まれると言われています。 昔から富士山信仰というものがありまして、江戸時代とかは高いビルも無いですし、スモッグもないですよね。 だから東京からも富士山は崇められたんです。 実際に家から富士山が見えない家というのは、庭に小さな富士山を建ててそれを崇めていたんです。 それぐらい富士山信仰というものが流行っていたんですね。 高度成長期、ビルがたくさん立ち並び、車がたくさん走り始めました。 そうすると、スモッグが発生したりビルの高さもありますから、だんだんと東京から富士山が見えなくなっていったんです。 それでも人間の潜在意識の中に、どうにかして富士山を拝みたいというのがあったんですね。 そこで建てられたのが東京タワーだと言われているんです。 それでなぜ東京タワーが死の象徴かといいますと、東京タワーの鉄塔、鉄の塊というのは、 朝鮮戦争の時のアメリカ軍の戦車のスクラップで出来ているんです。 なぜかアメリカ軍の戦車のスクラップが日本へきたんですよね。 それでこの鉄くずをどうしようかという時に、じゃあ世界で一番高い鉄塔を建てようと建てられたのが、東京タワーなんです。 戦車という人を殺戮する鉄くずで、東京タワーを建てたんです。 さらに建てた場所の神谷町・芝・愛宕山のあの辺りは、縄文時代に先端の場所だったんです。 そしてそこから先は海だったんです。 先端というのは、祭壇とか黄泉の出入り口だと言われています。 そういう場所は、古墳とか祭壇がものすごく多いんです。 そこに富士山に代わる、死と生の象徴である東京タワーを建てたんです。 風水でも龍脈で、富士山が頭でしっぽが東京の愛宕山だと言われているんですけれども、 ちょうどあのエリアは宗教団体がすごく多いんです。 多分本部とか一番多いんじゃないかな…と思います。 だからそういったパワースポットと言われているんですかね。 徳川家の代々の将軍は東京タワーのすぐそばの増上寺にお墓があって祀られているんですけども、 東京タワーのある場所も古墳の跡地なんです。






