188 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/04/19 23:04
もう、10年前の事だけど、色々経験してしまった。
でも、なぜか?その時は恐く無いのが、今となっては不思議・・・

Tという友達と、ドライブしてて、海に行くことした。
でも、ナンパはされるような所な所には行きたくない・・・
Tは、いい所を知っていると言うので、任せる事にした。
Tは、運転手。 海に着いたら、誰もいない。
Tの言うとうりだ・・・ホッ。 トランク側を海方向にとめた。
なぜ、そう止めたのか、Tが運転手なので、私には分からない。
ただ、木がトランクの横にあったのは覚えてる。
Tと、くだらない話をしていると、海の方にバックしてる気がした。
気のせい・・・私は、Tにもその事は言わない事にした。
それが、本当にバックしていたのだ。 横を見ると、トランクの横にあった
木が、私の横にあるではないか。(そこは、坂道でもない)
Tも気が付いてらしく、またトランクの横に木を止める、という事をしてみた。
でも、前と同じ。 そこで帰れば良かったのに・・・。
それから、少しして男の人が三人近かづいて来た。少しばかり霊感のある
私は、霊である事は分かった。一人が、「俺にも運転させろ」とハンドルを
動かしてる。後の二人は、後部座席に乗ってきた。私より霊感の強いTは
黙っているのが不思議だった・・・。 「あんた達、私達を殺す気?」
気が動転してたのか、強い口調で言ってしまった。心の中で。
すると、ハンドルを動かしていた一人が消えた。後部座席の右に居た一人も。
ただ、私の後ろにいた霊は消えない。二人?が消えてから、Tが話かけてきた。
「今、来たよね。私、金縛りで動けなくて・・・」私は、自分から何人?か、何をしたか
話すのをやめた。同じ経験をしたのか試してみたかったのだ。Tに質問攻め・・・。
同じだった。「ここは、危ないから逃げよう」 Tは言ったが、まだ居る。私の後ろに。
それを話、居なくなってから、逃げることにした。 しばらくして、消えてくれた。
さあ、逃げよう・・・。 そんな時、Tは車からおりた。私には見えなかったが、Tは
バックミラーからみえていたのだ。追いかけてくるのを。「話してくる」止める間も無く
おりてしまった。 私は、助手席で待っているはめに・・・。 

待っている時、また車が動いてる感じがした。(バックではない)
横に居る霊は、なぜか安心できるというか、このまま一緒にいたい。
そんな感じがした。 「○○ちゃん~」 後ろを向くと、走って来るTが。
「今、○○さんと一緒に居たでしょ?でも、置いていかないでよ」
私の元彼は、事故で他界しまいました。彼の存在を感じても、自分から
他人に話すことは、無かったのに、Tは、分かったみたい。

ここなら大丈夫・・・逃げてきた私達は、ホッ。
ペタぺタペタ・・・。何?この音? Tは、無言でそこからダッシュ。
「どうしたの?」私。 「後ろにいたの。追いかけてきた」

「明るくて、人が沢山居る所に行こうか?」話し合いの末、Tの家の
駐車場に行くことに。 また、しばらく話してると、Tが突然私の首に
チョップ?を・・・。 (私に何か恨みでも?)なんて考えてると、
「お願い、伏せて」 一時間以上も、やっている。
「どうしたの?」聞いてみると、「さっき、○○ちゃん、私達も殺す気って
言ったでしょ?それで怒っているの。この人、首つりで死んだらしいよ。」

私は何度も謝り、冷めていたが、マックをあげるから・・・と、物で釣る気は
なかったが、とにかく許してもらいたく、あらゆること言い謝りました。
Tは、「手が痛いよ。助けて・・・」と言うので、止めようとして手をもっても
凄い力で無理。 ひたすら謝り・・・なんとか許してもらえたのか、
おさまった時は、もう朝・・・。もう、あの海には行ってない・・・ 

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