Aという男

810 名前:本当にあった怖い名無し :2005/12/15(木) 16:56:27 ID:sxBnHSPd0

ごめんなさい。 怖い話しではないです。

おやじが病気で死んだ次の日、葬儀場で通夜葬儀の打合せや連絡に掛かりっきりだった。
そのうち葬儀場に昨日までお世話になっていた病院から電話が掛かってきた。
Aという男から電話が掛かってきていたので電話して欲しいとのこと。
教えてもらったAの携帯に電話したところAという男は親父の甥らしく東京に住んでいるのだが、
Aの父親、つまり親父の兄弟から親父の訃報を聞いて、葬儀に参列したいとのことだった。 
親父の兄弟は4~5人連れ立って皆、田舎から既に通夜に間に合う様に出発しており、
機中のため連絡が取れないので、病院に電話して私と連絡を取る手段を得たとのことだ。
で、Aは葬儀場へ行き方を私に聞いて、明日の葬式には何とか行きますと、注げて電話を切った。
翌日の葬儀に、Aは来なかった。 田舎から出て来た叔父達にAの子とを聞いたが、
だれもAと言う男は知らなかった。 一体Aとは何者なんだろうか?不思議に思った。
よく考えると、病院の電話番号を知っていた件も不思議だ。
一体何がしたかったのだろうか、Aと言う男は。
Aの携帯番号を紛失してしまったのが残念だ。
申し訳ないがオチはない。
ただ、未だに気分が悪いので似たような話を知っている人が居ないか、探してます。

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