追い払われた

467 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2011/05/02(月) 19:32:02.96 ID:e0/8ql8f0 [2/4回(PC)]
友人の話。
一人で地元の山に入っていた時のこと。 
背後から誰かに「ねぇ」と声を掛けられた。 
「女性? 何でこんな山奥に?」不思議に思いながら振り返ってみる。

そこでふっつりと意識が途切れたらしい。 
我に返った時には、全然知らない大きな街の中で佇んでいたという。 
腕時計を確認すると、丸一日が経過していた。

山仲間にこの話をしたところ、山に棲む何者かに追い払われたんじゃないかと 
言われたそうだ。 
彼は今でも時々その山に登っているが、あの場所より奥には足を踏み入れない 
ように注意している。

469 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2011/05/02(月) 19:43:57.89 ID:e0/8ql8f0 [4/4回(PC)]
こんばんは、雷鳥です。
>>404-406 
切れない木、結構耳にしますデス。 
まぁ木にも個性があるのか、障りも温和しかったり激しかったり違いが 
あるみたいですが。 
やはり何か憑いているんですかね?

>>436 
煤渡りとか毛羽毛現とかいう妖怪って、こいつみたいなモノじゃないかと 
考えたりしちゃいます。 
正体についてはまったく心当たりがないのですが。 
前に書いたエンゼルヘアーみたいな類かもしれません。 
何かの自然現象かも?

>>467 
言い伝えではこの山、奥に山姫って呼ばれるお姫様がいたみたいで。 
姫と言っても、どんな姫かはこれまた不明なのですが。 
このお姫様、気に入らない者が来ると道に迷わせて追い返すんだとか。 
友人がイケメンだったらどうなっていたのか、非常に興味深いです(笑)。

それではまた、別の夜に。

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