13 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/12/05 02:21
これは、以前住んでたマンションでの話です。
私は夜3時ごろにコンビニに行こうと部屋を出ました。
部屋の前の通路は、向かって左手が行き止まりになっていて、右手はエレベーターに通じていました。
部屋を出てエレベーターの方を見ると、ぼんやりと湯気の柱のようなものが見えました。
「なんだろう?」と思って見ていると、その湯気の柱は、
少しづつ白いドレスのようなものを着た、髪の長い女の人の姿になっていきました。
私は怖くなり、部屋に戻ろうと思った瞬間、その女の人は私の横を
「あいつが・・・あいつが・・・」
とつぶやきながらすり抜け左手の壁に吸い込まれていきました。
私はその晩、マンションには戻らず近所に住んでた友達を叩き起こして、その子の家に泊まりました。 

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