北朝鮮の不気味な話 - 安宿緑
元朝鮮幹部の安宿緑と申します。 今話題の北朝鮮のことになります。 北朝鮮は情報が少ないので日本の方からすると不気味な国と思われるのも確かだと思います。 社会主義の国なので、特に監視社会というのがあります。 どこに行っても必ず監視されているというのが一つあります。 でも実際にそれってどういうことなのというのを私が体験した話の中でお伝えできればと思います。 北朝鮮は不気味な国と言われているんですけど、中でも金正恩第一書記のおじさんにあたるチャン・ソンテクさんという方が2013年12月に処刑されてしまったんです。 私はその一ヶ月前に訪朝したんです。 今思えば訪朝したときになんだかいつも以上に物々しい空気を感じていたんです。 私は平壌にいとこが住んでて、いとこと会うことになったんです。 本当は一般人の家に遊びに行くときは必ず申請をしなければいけないんですけども、その時は話が盛り上がってしまってそのままタクシーに乗って行ってしまったんです。 いとこの家に着いた途端、家の電話が鳴ったんです。 その電話にいとこが出たら、「お前の家に今居るのは誰だ?」と言われたそうなんです。 それは漏れ聞こえるくらいに電話口の相手がとても怒っているようなんです。 電話口で「ふざけるなこの野郎」というようなことをずっと言っているんです。 どうしようかなと私が思っていると、親戚は適当にあしらっているんです。 そして親戚はそのまま電話を切ってしまったんです。 私は監視されていることも怖かったですし、親戚がその電話を適当にあしらっているのもとても怖く思いました。 私のせいでいとこに何かあったらどうしようと体が震えてきました。 そうしていると間髪入れずに次のところから電話がかかってきたんです。 「お前誰か家にいるだろ」 二回連続で電話がきたもんですから私はとても怖くなって震えていたんですけども、親戚はまた適当にあしらって切ってしまうんです。 親戚は全然大丈夫だよと言うんですけど、全然大丈夫じゃないでしょ。 北朝鮮は必ずどこかで監視されているというのは事実ですよね。






