自分の夢
173 :宏之助 :2006/08/12(土) 01:50:12 ID:VfrZHdBQO
ある日、私は夢をみた。 それは、母が裏山で地雷を踏み、四肢を吹き飛ばされる、
という夢だった。
夢の中で私はただただ泣くだけで、謝る事すら出来なかった。
一週間後、私は兄を日本刀で切り殺す夢を見た。
その刀はなまくらで、一思いにやらなくてはと思っても、
結果的に何度も切りつけてなぶり殺す事になってしまった。
また一週間後、今度は姉を事故で殺す夢を見た。
私はパクったに車に姉と乗り、警察から逃げていた。
その途中山道に入ってしまい、崖から落ちて姉は死んだ。
五日後、父が死ぬ夢を見た。
真っ黒な玉に追われ、飲み込まれた。
私はその真っ黒な玉に跨っていた。
二日後、私が死ぬ夢を見た。
私は家族を殺してしまったのを悔やみ、線路に飛込んで死んだ。
次の日、私は丸一日寝なかった。
今日寝たら、最後の砦である神棚の神様が殺されて、
実際に家族が死んでしまうと思ったからだ。
今思うと何故そんな考えに至ったのか分からないが、
あの時の私は完全にそれを信じていた。
結果的に何も起こらなかった。
多分ストレスか何かでたまたまそういった夢を続けて見てしまっただけなんだろう。
でも、夢の中で味わった目の前で家族が自分の所為で死ぬ怖さや、
自分の隣でずっと笑っていた自分の怖さは、
幽霊にも勝るとも劣らないと今でも思う。