学校のトイレ

772 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/07 16:54
小学2年の時の話。授業中にトイレに行きたくなり先生に言って教室を 
抜け出した。廊下は静まり返って自分の足音が逆に教室のみんなに聞こえて 
しまいそうで忍者のような急ぎ足でトイレに突入した。 
トイレットペーパーのきれていない個室を一個ずつ探しながらトイレの奥の方へ 
と下駄をカタカタ鳴らしながら歩いて行った。一番奥から二番目の個室に慌てて 
駆け込むと即行で排便しているとカタカタカタ。。。と下駄の音。自分のウンチの臭いを 
嗅がれるのを嫌って水を流した。ジャー!!下駄の音はカタカタと私の横を通り 
一番奥の個室に入ってきた。隣同士でウンコっていうのもなんだかなあ、 
と思いながらお尻をふいていると壁をカリカリ引っかくような音がしだした。 
その時なんとなーくイヤーな感じがした。
上から誰かに見下ろされているような、、後ろ髪が逆立つような感覚に襲われた。
それでもどっかでそんな訳ないじゃんって 
いう思いがあり壁づたいにゆっくりと見上げて行くと、、、 

ごめんなさい。実は私は途中までしか見上げられなかったのです。
壁には血のようなものがついていたのです。
もう、ゾ~っとしてしまってその後はわざと大きな音立ててトイレの戸を開けてダッシュで下駄を蹴散らして教室に戻りマスタ。 
自分の上履きに履きかえる時確かに自分以外の上履きはありませんでした。 
教室に戻り先生に話すと涙がどっと出てきて先生もすぐトイレを見に行って 
くれました。結局気のせいだろう、ということでその場はおさまったんですが、 
その後聞いた話では私と同じような体験をした子が他にもいてそのトイレは 
やはりヤバイということになったそうです。
私の兄のクラスメートの父親がその学校の用務員のおっさんをしていた。
おかっぱ頭の着物を着た女の子なら 
何度か見たことがあるけど、慣れっこになっているようでおっさんも知らん顔してるとその内消えるという話を聞いた。 

オチの無い話ですまそ。実話でっせ。

前の話へ

次の話へ