俺って不死身なんだよね?

ブラックタイガーさん  2008/08/01 01:33「怖い話投稿:ホラーテラー」
俺は不死身。
そう気付いたのは、今から10年前…
えーっと…今24だから…14歳の時か!!
俺はあの時、死んだら何処へ行くかにかなり興味を持っていた。
自分は死ぬのにたいして、全然恐怖感などは無かった。
 
んで15階のマンションから飛び降りる事を決心。
そして、俺は飛び降りた!!地面に叩きつけられるまで数秒……いやそれよりも長い時間が経ったような気がした…………
「ドサッ!!」
……………………………
「あれ??俺死んでねぇじゃん…」
 
俺は面白かったので何回も飛び降りた。もちろん回りは人がいなかったからだけど。
俺が不死身なんて、誰に言っても信じてはくれない。 
 
あれから10年……
俺はある事を思いついた。        ・線路に投身
・拳銃で頭をぶっ放す!!(俺警察官だから)
・自分の体におもりをつけて海にダイブ!!
この三つを決行しよう!!
まず線路に投身しよう。
 
俺は夜踏切が鳴るのを待った…
すると…
『キンコンカンコンキンコンカンコン』
 
鳴った!!電車が来るぞ。遠くから物凄い速さで電車が来た!!
 
「とりゃあぁぁぁ!!」
 
俺は投身した。
 
『プーーーーー』
 
「クラクションうるせーな…」
 
『ドゴォン!!』
 
「ぬひゃ!!」
 
俺はめちゃくちゃ飛ばされて線路に叩きつけられた。しかし痛みも感じず、死ねなかった。
 
「ちぇっ!!」
 
俺は柵をよじ上り、家へと歩いて行った。
後ろからは運転手がとんでもない奇声をあげていた。
「明日は拳銃ね!!」
 
次の日の昼俺はいつものように、パトロールをしていた。新人警察官と一緒に。んで俺はパトカーを近くに止めて、新人に言った。
「今から自分の拳銃を頭にぶち込むけど……音うるさかったらゴメン」
 
と言い、拳銃の引き金を引いて、頭にあてた。
新人はパニックになりながらも俺を止めようとした。
 
『パンッ!!』
 
「せんぱーい!!!???あぁ……」
「新人うるせーよ!!死んでねーよ。ってか俺の頭にめりこんだ銃弾とってくれよ!!血も出てねーーーーーーーよ。」
「………………」
新人は失神した。
 
「ったく…しょうがねーな!!」
俺は自分でとった。
 
「あとは海かぁ…」
 
次の日断崖絶壁へ行った。
日が昇る前に行った。んで俺はロープを手や足や首や腹などに繋ぎ、大量のレンガを巻き付けた。
朝日がちょうど昇り始めた。
「きれいだな……よし!!ダイブだぜぃ!!」
 
俺は重いおもりと一緒に海へダイブした。海に入るまでに、何回も崖(岩)に体を打ち付けた。
 
「ザボーーン」
 
深い海へと、入った。岩に打ち付けた体は痛み一つも感じない。
………1時間が経った…
息が出来ないのに死なない。
俺は思った。
「俺は死にたいのになぁ………ってかもう俺は誰かに見つけられるまで一生海の中だ」
 
 
 
月日がかなり経った。 
俺は今……だいたい250歳……
「不老不死かよ!!!!」
 
   END
※実話じゃありません

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