臨死体験
ひぐらし@特選怖い話:2015/03/24 16:28 ID:qvDLM2D6
初めまして、初の書き込みなんでうまくかけるか解らないんですが書き込みさせて頂きます。
本来、うちの両方の家系は変な体験やら見ちゃったり系やら多くて、
そういうのはまた次に書こうかと思いつつ今日はつい去年初めて体験した臨死体験をかいてみようかなと思ってます。
去年、私は寒気と共に死にかけ緊急手術をする羽目になりました。
幸い旦那が家に居たので救急車を呼んでくれて一命を取り留めたのですが・・・手術をするまでに少し時間がかかってしまいまして。
私は緊急病棟のベッドに運び込まれました。
その時はまだ原因不明の高熱、寒気、吐き気、尋常じゃないほどの腹痛(後で虫垂炎だと知りました。)がしてがたがた震えていたんです。
看護婦さんたちが慌ただしく、痛み止めだのなんだのって点滴してくれてたんですが意識がずっと朦朧としてました。
そんな中、心電図のモニターが異常に音を高めたんですよ。
あれ?っと思って心電図をちらりと朦朧としながら見てたら急に心拍数が高くなりそのまま落ちてくんですよね。
朦朧とする中、だんだん落ちてく知らせをする音を聞きながらああ・・・死ぬのかな?って。
そう思ったとたんにぐんと眠くなって、意識・・・と言うよりかも体が溶けてく感じがしたんです。
あれ?なんで体が溶けてくんだろう??そう思った瞬間にふわっと今度は体が軽くなって起き上がってるんですよ。
急に軽くなって、アレ?アレ?なんて思ってたら上半身起き上がっててだけどちゃんと私の横たわる上半身が見えるんですね。
それで、パニックになっちゃって・・・周りの音がどんどん聞こえなくなるしどうしたらいいの!?
って思ってたら今度は急に病室に風が吹いたんです。
ありえないだろって思ってたら風が吹いたと同時に金色の草が(まるで風の谷のナウシカの小さい時に駆け回ってた草原みたいな感じの景色でした。)
ざああってふいてて。
あっけにとられてると、目の前に小さな男の子・・・
って言っても10歳くらいの男の子と綺麗なワンピース着てお嬢様?みたいな感じの黒髪の長い女性が手をつないで笑いあって歩いてるんです。
その二人は少しずつ目の前を歩いてって、置いてかれちゃう・・・行かなくちゃ!!ってなぜか私は思って手を伸ばしたんです。
無性に懐かしくって。
離れたくない、置いて行かれたくないって。
で、手を伸ばして待って!!って叫ぼうとした瞬間。
うちの子供たち(二人います。)の「ママ!!行かないでッツ!!」って声がして。
その声が響いた瞬間、左腕をぐいっと誰かに掴まれて意識がはっきりと戻ったんです。
同じことがその日に二回ありまして。
しかも、意識が戻っては!!っとした瞬間に看護婦さんがそばにいて「ああ、よかった。」って。
そしてちょうどそのころ、二回私が逝きかけた時に家に居た子供たちが起き上がって泣いていたそうです。(旦那曰く。)
泣きながら「ママがいっちゃう・・・どうしよう、どうしよう」と。
子供達にはわかってたのでしょうか?
無事、手術も終わって病室で子供達と話してた時にそのことを聞いたんですよね。
そしたらやっぱり理由が「だって、ママがどっかにいっちゃう夢を見たんだもん。 もう会えないところにいっちゃう夢だったんだもん。」と話してくれました。
ちなみに、周りには絶対に言ってませんが・・・ここなら書き込めると思い書き込みます。
実は虫垂炎の理由なんですが・・・私、ある薬にアレルギーを持っていて。
その日は旦那と喧嘩して、私は要らない存在なんだ、誰からも必要とされてないんだ、だったら死んでしまえばいいんだ。
そう思ってその薬を飲んでしまったんですよね。
しかも、普段はおいてるはずのない処におかれてたその薬は旦那のものだったんですが。
普段はちゃんと私が誤って飲んでしまわないようにとしまってあったのに。
旦那もそこに置いた覚えはないと言っていました。
では、誰が置いたのでしょう・・・その薬を。
普段は、喧嘩しようが何しようが滅多にそんな風に死んでしまえばいいなんて思わない私がそう思ってしまったのはなぜなんでしょう?
真相は闇の中です。