被災地にて
315:本当にあった怖い名無し:2011/12/03(土) 07:14:49.80 ID:L63ZX6D80
仕事で宮城県内を廻った人が現地の人から最近聞いた話を書いたブログから抜粋
・ある人が夜中に町道を走っていると道路に4~5人のグループが立っていて
こちらに向かって手を振っている。
車を止めて話を聞いてみると「自分たちは死んでしまったんだろうか?
それが分からない、家まで乗せて行って貰えないだろうか?」との事。
ゾッとして辺りを見回すと道路の脇には津波で廃車になった車の置き場があった。
・津波の現場に写真を撮りに行った男性が写真を撮った直後に背中に重いものを
感じた。
それから数日後、不意に肉が食べたくなった。
普段はそんな事が無いので変だなと思っていたがそれからは自分の意思ではない
何者かに指示されているような感覚になってしまった。
当時は花火大会が自粛されてたのだが隣町で花火大会が行われる事を知った瞬間
無性に花火が見たくなって仕方なくその花火大会を見に行った。
花火を見上げているとすっと肩の荷が下りたような感覚に襲われそれからは
誰かに指示されてるような衝動が消えてしまった。
328:本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 09:25:07.95 ID:koyPZ/De0
>>315と同じブログからまた抜粋
・震災で18才の娘と自分の母親を亡くした女性の話。
生き残った息子が仏壇のある部屋でゲームをしていると何か変な物音が聞こえる。
息子に聞いてみるとずっと前からその物音は聞こえていたそうなんだが
息子に聞くと天井裏をバタバタと駆け回ったり、足をすりながら歩く足音が
よく聞こえるという。
・タクシー運転手に聞いた話
夜中にタクシーを停めていると一人の女性が近寄ってきてこういったらしい。
「私は生きているのか死んでいるのか分からない、乗せて貰ってもいいか」
運転手がその女性を乗せて走り始め、しばらくして後を振り向くと誰もいなかった。