カーテンレールの上

534 :あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] :04/07/14 15:18 ID:FPgtCYNN

 確かまだ小学生だった頃、二段ベッドの上段に寝ていて、ふと目を覚ますと 
ベッドに父が取り付けたカーテンのレールの上から母が覗いている。 
 ああ、ちゃんと眠ってるか心配して見に来てくれたんだなー、でも私、目を覚ましてるのに 
何も声をかけてくれないって変だなぁ、と思いながら寝返りを打ち、そこで状況の異様さに 
気が付きました。 
 母はかなり小柄なほう。対して、二段ベットに取り付けられたカーテンレールの位置を 
考えると、その上から覗くのには余程高い踏み台でも持ってこないと無理。実際、先程見た 
母の頭は、髪が天井に付きそうだった…。 
 ぎょっとして起き上がってみると、既に母の姿はそこになく、何とはなしに心配になって 
隣の部屋を確認すると、母はすっかり熟睡していて起きる気配もなし。

 翌朝一応当人に聞いて見ましたが、夜中に起きた覚えはないとのことで、夢でも見たのだろうと 
言われました。夢…にしちゃ、無表情がコワかったよ、お母さん。 
 あ、ウチの母はその後何事もなく、元気一杯で過ごしております。

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