どうしても席に座りたくない

73 :本当にあった怖い名無し:2012/04/24(火) 21:55:58.63 ID:GQOgBH/xO
千葉のキャバクラで働いてた時の話しなんだが、キャストでやたら霊感強い奴がいた。

付け回しをしてる時に、とあるキャスト(A)がどうしても席に座りたくないと我が儘を言う。日頃その様な業務態度をとらない子なので、理由を聞いてみた。

死臭がする。

は?なんだそらと思い詳しく聞くと、何やらその接客したくないお客さんに、血まみれの女が肩にぶら下がってたり、足に男がしがみついてたり、とにかく私は接客できないとの事。

付け回しをある程度頭の中で組み立ててはあるので大丈夫なんだが、俺にはさっぱり見えないので意地悪ついでにその客から何か聞き出してきてよと、半ば強引に席に着いてもらった。

後でAに聞いたAと客の会話の略

A「失礼ですけれど、お仕事なにされてるんですかぁ?」

客「葬儀屋だよ!」

A「え?あ、大変ですか?」

客「嫌、ゴミ燃やして灰にして、金もらってるだけだから。」

A「すみません!ちょっとお手洗いw」

って感じで楽しく会話するのも無理らしいし、トイレに逃げ込むくらい苦痛だったみたい。

お客さんにはもの凄い失礼な話しなのだが、Aと客が会話を交わす度に、客にしがみついてる女が、うぇっ…ぐ…ぐ…って喚くし、相変わらず凄く臭くて苦い感じが鼻を突くし、なによりも吐きそう。

その客相手の接客はもう無理だと言われた。

で、営業終了後Aが恐い話しが好きなら色々聞かせてくれると言うので、Aと仲が良いBと俺と3人でラーメン屋に行った。

Aの話しはとにかく恐かった。カラオケに行ったらスピーカーから女の悲鳴が聞こえたり、風呂に入れば機械音みたいな声に名前を呼ばれたり、Aの話しは妙にリアルで恐い。

で、ふと気づいた。

寒い。凄く。

エアコンの寒さとも違う体の内側をえぐるような寒さで、何気に結構辛く、体力を奪われる感じがした。

そんな変な寒さだった。

Bも着ていた上着を足に羽織らせ、会話をしながらも寒い寒いと言っていた。

Aに何か幽霊いる?めちゃくちゃ寒いんだけど!って笑いながら聞いたら、Aが真面目な顔して黙った。

余りにもAが挙動不審に目を泳がせ始めたので、自分から話しを振る事にした。

俺「どうした?本当に何か見える?見えるなら言ってくれ。じゃないと余計に恐い。」

A「何か君の事見てる女の子がいるんだよ…赤い服着た女の子が体育座りで、君の事をじっと見てる。このテーブルの下から。君の足元から。」

そう言われたんだが、俺には全く見えない。相変わらず寒いのは感じるので、ラーメン屋の店員に声を掛けた。
俺「ねえ店員さん、この辺だけ凄く寒いからちょっと来て下さいよ。」
店「うわっ!何ですかこれ?寒い!」

店員さんにも分かったようなので、自分の店でおこった事と、Aの恐怖体験を具に語った後、このテーブルの下に赤い服着た女の子がいるって言ったら、悲鳴をあげて本当だ!と言って泣き出した。

迷惑を掛けてしまったと同時に、俺は余計に恐くなってしまった。

その後その変な寒さは完全に消えたが、恐怖に支配された俺は、外が明るくなるまでAとBにくだらない話しを振り、その場を繋ぐ作戦を強行した。

作戦成功…それぞれの車に乗り解散。

太陽って素晴らしいなあと思いながら帰宅するも、部屋に帰るとやっぱり恐怖心が自分の中に残っている事に気がつかされた。

まだ時間的にも早いので、音楽を聞くわけにもいかないし、とりあえずテレビを付け音量を1に設定した。

そして便意が俺を襲う。

トイレの電気を付け用を足し、換気扇を回した途端、回る換気扇から女の悲鳴が聞こえた。

「ひぃぃっ!!!」

って感じの悲痛な叫び声だった。

Aに電話して悲鳴が聞こえた事を伝えたら、君の車に赤い服着た女の子、乗って行ったからねって他人事みたいに言われた。

つまらない話しで長文すまないがありがとうございました。

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