道路いっぱいにカラスの群れ
338 :本当にあった怖い名無し:2012/03/26(月) 20:54:38.89 ID:VRmx4Bm90
父方の祖父が亡くなった時の話。
ずっと老人ホームに入所していた祖父が入院したという知らせを受けた。
大分容体は悪い様子で、私たち家族は万が一の覚悟もし、祖母の家へ向かった。
詳細は覚えていないけど、祖母の家に泊まって2日目か3日目の早朝、病院から祖父の危篤の電話があった。
小学生だった私たち兄弟に留守番(母の祖母の家が近所だったからそちらにも頼んでいたと思う)を言いつけて、
祖母と両親はすぐに病院へ向かった。
ここからは両親から聞いた話。
病院へ向かう途中、ある道を通ろうとしたら道路いっぱいにカラスの群れがギャーギャーわめいていたそう。
無理やり通ろうとしても全然どかない。
この時点で父は祖父がもうこの世にはいないことをなんとなく感じた。
車から降りてなんとかカラスを退かして病院に着いたが、既に祖父は亡くなっていた。
祖父が亡くなったのは今から20年近く前の話だが、その時その地域(東北の田舎)ではまだお盆などで墓参りに行った際、
お供え物を回収せずそのままにしていく家が多かった(今はどうだか知らない)。
数日後に回収、掃除に行くのだが、そういうものを狙うカラスも少なくなかったと記憶している。
そんなカラスを普段から見慣れた祖母、両親が口を揃えて「あんなに沢山のカラスを1度に見たのは初めてだ」と言っていたのが印象的だった。

