お葬式で今夜は帰って来れない

200 :本当にあった怖い名無し:2011/10/30(日) 22:03:44.80 ID:XKVx2Dia0
私の唯一持ってる実体験。怖くなかったらゴメンネ。

私が高校の時の話なのですが、友達3人で平日お泊り会をしました。
荷物はそのまま私の家に置き登校し帰りに取りに来る事になってました。
学校も終わり、3人で家に帰ってきました。私の家は賃貸ビルで1階にお店が入ってるんですが、そこのおじさんからお母さんから伝言があるよ。との事。

「お母さん達親戚のお葬式で今夜は帰って来れないって言ってたよ。」

 あらら、なんて思いながらもうちは自営業で小さな割烹料理を出すお店をしているので、夜両親が居ないのは当たり前になっていたし、2年前に兄が板前の修業に家を出てからは夜遅くまで一人ってのはよくあったので、多少心細いが「ふーんそっか」ぐらいに思ってました。
 家に入り私の部屋に荷物を取りに行った2人にお茶でもとリビングでお湯を沸かしてると友人の一人が荷物片手に

「あーそうそう。昨日夜トイレに行った時にお兄ちゃんの部屋に居たんだよね~」

 ・・・・ん? え、何?って顔をしてたら、ドアが全開になって丸見えになってる兄の部屋に霊らしきものが居たと言うんです。
その友人はちょいちょい霊体験をしており、私も体験談を何度となく聞いていたのでその話を聞いた途端、もう一人の友人と悲鳴の後軽いパニック。

「何でそんな話を今思い出すんだ」「今夜私一人なんだぞ!」

 友人は両親が帰って来ないと一緒に聞いていた筈なのに、その時はすっかり忘れており、荷物を取りに行った時に兄の部屋を見て思い出したみたいで・・。
「あっそうだった!ゴメン!!(>_<;」

と謝ってくれたが後の祭り。
 こうなると知らないのも逆に怖くて、色々詳しく聞いてみると。
 ・姿かたちは白っぽくぼんやりとしていて性別は分からない。
 ・ベッドの脇に置いてあった丸椅子に座り、じぃとベッドを見ていた。
 ・さっき見た時は部屋には居ないようだった。

 今居なくて良かった!何て思える訳もなく。しかも私の部屋は、階段を上がり3m程の廊下の突き当りが兄の部屋。
その隣なので、部屋に戻るにはどうやっても兄の部屋のベッドも丸椅子も見なくちゃならない。
 2人の友人に今日も泊まって!!とお願いしてみるも、明日の授業の教科書が無いので無理。
怖いよ~~なんて言っていると、母から電話がかかってきた。
 「今日は帰って来れないって聞いたね?」という母の声に被せて、今起きてる事をまくしたてた

が、母はそういう話は一切信じない人で(というか、解らない)、「ーーーーふーん。でね、今日は帰れないから戸締りと~うんぬん・・」と連絡事項を告げて明日には帰るから、学校も遅刻しないようにちゃんと行きなさい。と電話が切れました・・・。
 友人には終バスギリギリまで家に居てもらい、部屋に戻る時は兄の部屋を見ないように走り抜け夜は明かりをつけたまま寝ました。
 しかし、特別何か変な事はおきずだんだん恐怖心も薄れていきました。

それから1年程たった頃だったと思います。
その頃父と母はちょっと仲違いをしており、母は兄の部屋で寝起きしていました。
 母は案の定あの夜電話で話した事は覚えていませんでした。
 母が兄の部屋で寝るようになって何日かたった頃、私は夜中の3時なのに、ふと目が覚めました。
不思議とはっきりと覚醒しており、こんな時間に何で目が覚めたんだろう?と思いながらまた目を閉じて寝ようとした時
 母の怯えたような悲鳴とガン!ガチャン!!と大きな物音がしました。
 あまりの事に暫く身体が固まり動けなかったんですが、ただ事じゃないと母に声をかけました。

 私「なん?どうした??」「どうしたと?水持って来ようか??」
 母「あー・・・あーーいや、何でもなか・・・ごめん。起したね」
 
 悪夢から覚めたような戸惑っているような母の声。
 ベッドから起きだし隣の部屋に行き、電気をつけると床には電池が転がり出た目覚まし時計。
母は肘をつき半身を起した所でした。
 
 私「何した?怖い夢でも見た?? なんか飲む?」
 母「あー・・よかよか(要らない)。いや~なんか・・・なんか・・うなされてなかった?変な声出してなかった??」
 私「いや、聞こえんやったけど・・・・」

戸惑いながらも、母が話してくれた内容に私は始めて膝がガクガクするという体験をしました。
 母が寝ていると、枕元に置いてある丸椅子に誰かが座りじぃと母を見下ろしているのだそうです

。それが気持ち悪くて手で振り払おうとした所抵抗され、それが怖くてベッドヘッドにあった目覚まし時計を掴んで投げつけたんだそうです。
 
 私は1年前を思い出しながら、その誰かは男?女?と聞くと 
 母「んーー・・・ぼや~ってしてて男か女かわからんやった」
 
 もう、この話を聞いた時の私の恐怖といったら!膝は笑うし涙目になるし!!
 母に1年前にこんな話したじゃん!覚えてないと!?とまくし立てましたが、母はぽかんとちょっと気味悪げにそんな話したかね・・?というばかり。
 覚えてない母の見たモノと友人の見たモノがあまりに同じで・・・その夜からまた明かりをつけたまま寝る日が暫く続きました。

 しかし0感の私には何も見えず感じず、何年後かに兄が帰ってきてその部屋使ってましたが兄はなんともなかったようです。
共存でしょうかね?w
 今は引越ししてそこには住んでません。母はその夜からまた父と同じ部屋で寝るようになり、いつの間にか仲直りしたみたいでした(これは良かった)。丸椅子は今も使ってます。

 長文になって申し訳ありません。文章書くの難しいですね、乱文失礼しました!

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