実家で飼ってたさっちゃん
0668 本当にあった怖い名無し 2011/05/15(日) 01:31:54.05 ID:DPrqs5anO
猫の話出てたから、ちょっと思い出した事書いていいかな
ガクブルするような話じゃないけど…少しは怖いかもしれない
自分は小さい頃、幼稚園でいじめられてたらしくて
それで、別の幼稚園に行ったりしたんだけど、うまくなじめずに
結局昼間はじーちゃんのうちに預けられる事になったんだ
あんまりその頃の記憶は無いんだけど、家の光とかいう雑誌があって、コンバインの写真とかが載っててよく見てた気がするw
そんで、じーちゃんは猫好きで三毛猫を飼ってたんだ
俺も○○、○○、って呼んで可愛がってたのを覚えてる
そして時は流れて俺は地元の大学に通うようになったんだけど、キャンパスに近いって事もあって、またじーちゃんちに住むことになった
その頃俺は生粋の猫好きに成長してて、猫の居ない生活なんて考えられなかったから、実家で飼ってたさっちゃんを連れて行く事にした
さっちゃんは俺が中1の頃にダンボールに捨てられてた子猫で
拾って以来つらい時も悲しい時も一緒に過ごした、いわば俺の育ての親とも言うべき猫なんだ
じーちゃんも目を細めて可愛がってくれた まあ猫好きだからね
そんで、休みの日に俺はじーちゃんと縁側で将棋を指しててね
さっちゃんは間で箱みたいな態勢を取って審判気取りだったんだけど、急にピクッとして起き上がった
音を聞いてるような、周囲を警戒してるようなそんな感じ
どうしたのかな?と思った瞬間、一瞬フシャー!!っと背後の空間に向かって威嚇してから、ピャッと庭の茂みの方に逃げてしまった
驚いて「さっちゃん!」と呼ぶと、ちょっとして茂みから顔を出したけど、こっちには来たくないみたいだった
なんぞ~?と思ってじーちゃんの顔をみたら、じーちゃんは苦笑いしながら「あー、○○かもな…」って一言
俺はその時ハッと理解した
すっかり忘れてた…○○の事
俺はじーちゃんと客間にある剥製を見に行った
そこに居た三毛猫の剥製を見て、俺はフラッシュバックみたいに小さい頃の記憶を思い出した
そして、久しぶりに来たのに挨拶もせずに、しかも他の猫を連れ込んでたらそりゃ怒るよな…って凄く申し訳ない気持ちになった
俺は思わず昔みたいに○○の顎の下の部分を撫でてみた
昔と違って少しゴワゴワしてる…死んでる感触を指からリアルに感じて、その間に生きてた頃の事を色々思い起こして、涙がこぼれた…
その瞬間、不意に手を伝わって猫の喉を鳴らすゴロゴロって音が聞こえた気がした
じーちゃんを見たら、したり顔で「○○は猫見知りしなかったし、もう大丈夫だろう」みたいな事を言っていた
そういえば、野良猫が勝手に入って来てることもあったな…
その日さっちゃんはそわそわしてたけど、次の日からは普通にしていた
時々客間で○○の近くに寝転がってる時もあって、さっちゃんはどうやら受けいれられたみたいだった
そのさっちゃんも、病気で去年死んでしまったんだけど
そういう経験があるから、今も近くで見守ってくれてるんじゃないかなって気がする
唯一経験した不思議な話
急いで書いたから読みにくいかもでごめんね

