携帯二台

29 :本当にあった怖い名無し:2011/01/18(火) 16:31:28 ID:59ohP8yp0
ほんのりプチ投下。
書き始めたら長くなってしまいました。ほんのりもしなかったらごめんなさい。
※前提=携帯二台持ち。SとDとします(安易w)

去年の初夏頃、色々と重なって精神的に少し疲れていた頃。
毎日のように金縛りに遭っていました。
それは決まって、キーン、と耳が痛くなる程の耳鳴りが鳴った後に訪れ、
体中を上へ横へ引っ張られたり揺すられるような感覚だったり(大体はこれ)、
動物が上に乗ってくるものだったり、
感覚的なものだけで実際に何かを見る事はありませんでした。
余りにも頻繁に金縛りに遭うので多少心配になる部分はありましたが、
「疲れているのだろう」位に思い留めていました。

ただ一つだけ、ちょっと怖かった出来事があります。
それは私がベッドで寝ていた時のこと。
携帯Sのピピピ、という音で目が覚めました。
何時もの癖で、恐らく携帯のアラームだろうと通話終了ボタンを一回押すと、
「――ただいま電話にでますので…」
と、云うアナウンスが聞こえて来ました。
“あ、しまった、電話だったか”
咄嗟にそう思い、一旦通話を終了させて、直ぐに掛け直す事にしました。
携帯を操作して着信履歴を見ると、なんと、それはもう一つの私の携帯からでした。
私は掛けた記憶がありません。
私は毎晩、携帯を枕の真横に二つ並べて眠るのですが、
携帯Dは昨夜と同じまま、真横に閉じた状態でそこにあります。
勿論アラームを消す時に手探りで携帯Dが閉じているのは確認済です。
その携帯Dは閉じたまま操作は出来ません。
発信して機器を閉じると、勝手に通話終了する様にも設定されていました。

つまり、私が掛ける事は不可能だったのです。
それらに気付いた時、ぞっと背筋を冷たい物が通り抜けました。
それから小一時間は友達に連絡したり大騒ぎでした。笑
基本的に楽観的なタイプなので最終的に笑い話にしてましたけど。
ただ、一週間は左肩がとても重かったです。自然と左肩が落ちて身体が傾く位には。
“視える”らしい人に言わせると、『悪い霊じゃない』との事だったので、
気にせず暮らしていたら自然と治りました。

ただ、後々一つ思い当たったのが、
電話の前日、一年振りに元恋人(5年前の,現友人)に連絡していたのです。
別れてからも仲が良く、連絡先の変更があれば連絡がくる位の間柄だった為、
「この電話は現在使われておりません」のアナウンスが流れた時、
おかしいな、とは思っていたのです(一年連絡取らない事は珍しく無かったので)。
当時優しく見守ってくれる彼氏が居るとの事で安心していたのですが、
もし、別れていたら、と思うと少し心配です。
最後に話した時、『欝から抜け出せない』とボヤいていたので(衝動的な自殺有)、
まさかとは思いますが…考えすぎであればいいけれど。
彼女と最後に話した時の「今でも好き、いつかまた一緒になろうね」と
言っていた言葉が思い出されてなりません。

ただ元気で幸せである事を祈ります。

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