川崎の後ろの団地の部屋
357 :本当にあった怖い名無し:2010/08/20(金) 10:27:09 ID:BpfjdamGO
携帯から書く。かなり長いから分けて書く。
私はあまり心霊体験とかしたことはないんですがね。一つだけ不思議なことを体験したんですが、あれは去年の夏のことだったかな。中学時代の仲の良かった連中でもって集まって酒でも飲もうって話が、お盆の前後であったんですよ。
まあ、みんな大学行ったり、就職したりで全国バラバラ散り散りになってましたからね。しばらく会ってないもんでやっぱり懐かしくて嬉しいんですよね。
で、友人の1人、仮に大木としましょう。軽く居酒屋でもって飲んだ後に、彼の家で宅飲みにしようってことになったんですよ。
もう夜もいい時間になってましたから大木の家族に迷惑になっちゃいけないってんで。
多少声を抑えながら、思い出話とか各々の最近の話だとかをしてたわけですよ。
でもまあ、やっぱり楽しいですからね、声も自然と大きくなってたんだろうな。
大木の父親が部屋に入ってきて、「楽しいのはわかるけどさ、もう少し静かにしてくれるかな。」っていったもんだから、とりあえずみんな場所を移そうかって話になった。
それでどこ行くって話になったんで、私が「お盆だしな。肝試しも兼ねて近くに団地あるだろ、あそこの公園で飲みながら怪談話でもやらないか。」と提案したらば、みんな良いなってんで、近くの県営住宅に行くことになった。
まあ、時刻は夜中の12時になるかならないかだったと思います。
それでその公園というのが、芝生の上に二人が遊べるブランコと大きな滑り台があって。
更にラジオ体操なんかで使うような感じのコンクリートの地面の広場があったんです。
で、そこに敷物も敷かずにどっかりと輪になって座って、酒を飲みながら交代で怪談話をしていったんですよ。
私の向かいにはがたいの良い川崎ってのが座ってて、そいつの後ろ10メートル位ですかね、団地があるんですよ。
話が進むに連れて夜もふけていって、あれは1時半くらいだったと思うんですが
川崎の後ろの団地の部屋の電気がはじめはついてなかったんですが、ついたり消えたりを始めたんですよ。
ついたかと思うと2、3分で消えて、また同じくらいの間隔でつくわけだ。
それが何回も続くもんですから、私の怪談の番になったときに「おい、あの部屋おかしくないか。」って言ってみたんですよ。
そしたら私の両隣の友人たちも「さっきから電気、ついたり消えたりしてるよな。」って、気付いてたって言うんですよね。
そしたら川崎が「よし、ひとつ覗いてみるか。」って言い出して、まあみんなもさっきまで怪談話でもって盛り上がってましたからね、行こうってことになった。
丁度その時、部屋の明かりが消えたもんで、暗い今のうちに行くぞって、こっそりだけど急いで窓の近くまでいったんですよ。
窓というよりかは、ガラス戸と言ったほうがいいかな。
ベランダに出れるようなあれですよ。
その前にはベランダではないですが、肩くらいの高さの木でもって四角く囲いがしてある。上手く表現できないけど、イメージできた?
で、私らはその囲いの外から覗くわけだ。
中は暗いですからね、なんにも見えない訳だ。
大木が小声で「おい、何も見えねえぞ。」って言った瞬間でした。部屋がいきなりパッと明るくなった。
でも部屋の中には誰もいないんだ。ひとっこひとりいなければ、家具も何もない部屋ですよ。
要は住人がいない部屋なんだ。今考えれば蛍光灯すら無いはずなんですが、明かりだけがついてた。
気味が悪いですからね、誰からともなく小声で帰ろうと言いだしまして
こっそりとその場を離れて広場に行って、空き缶だとか何だとかを拾いだした。
そしたらさっきの部屋の方向からものすごい勢いで、ガチャンッと玄関の戸が開く音がしまして。
みんなびっくりして「うわっ」とその場に缶も置きっぱなしで逃げてきた。
今思えば、もしかしたら戸の開く音は他の部屋からだったのかも知れませんけどね。
ってこれ読んでてもあまり怖くないですな。
臨場感ゼロでスマソ

