拝み屋やってたばあさんの話し

798 :本当にあった怖い名無し:2008/07/13(日) 03:38:34 ID:E+yNEV6CO
じわ怖に書き込んだらスレチと言われ、違うスレに書き込んだらまたスレチ言われたのでここに投下
携帯から失礼。

拝み屋やってたばあさんの話しです。

裏返った土着の神様に話しをつけてから体調を崩し、それでも亡くなる寸前まで憑いてた物を落としました。
その時の話しです。

ばあさんは、土着の神様と話しをつけた時から鼻血が止まらなくなりました。
ちょくちょく鼻血を出し、心配になって母が病院に連れて行こうとしても、これは代償だから治らない。
しょうがないと言っていました。
その頃から徐々に体調が悪くなってきました。

ある日、一人の男の人が訪ねてきました。

その人は60才くらいで鎌倉の在住でした。
ばあさんは何があったかたずねました。

まず、その人をOさんとします。

半年前から体調が悪く病院に行っても原因はわからない。
夜に庭に何か動物がいるが気配だけしか感じない。

動物の鳴く声が聞こえる。その鳴き声は聞いたこともなく、聞くととても恐ろしい気分になるということでした。

それでOさんの家は何代も前から鎌倉に住んでいる家系で、家がひろく、庭になんだかわからない小さい石碑があったそうです。
その石碑はどのくらい前からあったかわからない物だったそうです。
庭を整備した時に、何もせずに撤去したのでそのせいじゃないかとOさんは言ってたそうです。

ばあさんは、その石碑は虫を封じていたのだとOさんにいいました。

詳しいことまでわからないが、あなたの祖先が人様に仇をなすためにかけたまじないです。
と説明したそうです。

これは後にばあさんから聞いた話しなんだけど、そのまじないは、箱や壷に毒を持ってる虫をたくさん入れ蓋をするそうです。
力がある人は虫だけじゃなく蛇や毒草を入れてまじないを強くするそうです。
それで何日も壷の前でお経を唱え、最終的に共食いして残った虫を使うまじないだそうです。

ちなみにこのまじないは、元々そういうのを扱う家系があって、ちゃんとした手順と専用のお経があると言ってました。
ばあさんが若い頃に修行した時、師の知り合いの韓国の拝み屋から詳しく聞いたそうです。
韓国が本家のまじないと言ってました。

話し戻すけど、ばあさんはOさんに、あなたの先祖がまじないを憎い相手に飛ばしたが、それを返された。
返されたらそのまじないの力が強くなって自分に跳ね返ってくる。
それを封じたのがあの石碑だ。

夜中に動物がいる気配するのは動物などではなく、蜘蛛だ。
あなたの後ろに憑いてる。と言ったそうです。

このまじないはあなたが受けないと消えることはないから、また封じこめるしかない。
それで私にはそれができないと説明したそうです。
おばあさんは知り合いのまじないに詳しい拝み屋を紹介しました。

Oさんのその後はばあさんが亡くなってしまったために聞くことができませんでしたがばあさんは、何百年前のまじないでも憎む力が強いと消えない物だ。
そういう場所がまだたくさんあると言ってました。

ばあさんの話しはいっぱいあるんですが、自分の文章力では上手く伝えられません。
母はばあさんの手伝いをしていていろいろおぼえてたり、自分自身も興味がありいろいろ聞いてたのでまた投下したいと思います。

ちなみにばあさん以外霊を見たり払う力がある人は身内にはいません。

長物駄文失礼

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