鮫の小話

762: 本当にあった怖い名無し 04/12/01 16:45:53 ID:QH0pOflu
鮫に足を食われた男
「鮫の中から先に食われた男の手が俺の足を掴んで離さなかった」

鯨の飲み込まれた男から携帯電話に電話がかかった
「ピノキオはいなかったよ」

それが最後の言葉だった

サメの多い海域で小さな岩上に立つ男を見つけた
近寄ると、男は怯えた顔で立ったまま死んでいた

海の中から何者かの右手が現れ、男の足を掴む
「ええい離せ!」手をふりほどき家に帰る
男の妻が右手を上にあげたまま死んでいた

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