ボートの木目

360: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/05 01:06
海ではないんですけど、小学校の時に湖で怖い体験をしました。
近所の家族三組でキャンプへ行き、姉や近所の友達と
そこにある湖で一人1隻ずつボートに乗って遊んでました。
みんな離れてバラバラに漕いでたのですが、姉がキャーキャーわめきながら
私を呼ぶので、私は姉の方までいそいでボートを漕いで近づきました。
「船代わって!!!!」と言って慌てて私のボートへ乗り込んできたので、
私は姉のボートに移りました。
姉は遠く離れていきました。
壊れてるようでもないので、また普通に一人で漕いで遊んでたのですが、
ボートの木目が、よく見ると微妙に変わってきたのです。
モナリザのような長い髪の女性のようになり、あきらかに人の顔と
いう状態になりました。私もこれには大慌て。
半狂乱になって姉を呼び戻し、急いで姉のボートへ乗り移りました。
そしたら姉は「やっぱり見た?」って。
私は泣きながら「見たよ!こんなボートに変わらすな!!」と
姉に怒鳴りました。
そして父親の所まで行き、事情を説明して、父親と近所のおじさん達で
そのまま乗り捨てたボートを取りに行ってもらいました。

キャンプ場へは毎年行っていて、そこの山で暮らすおじいさんと
少し顔見知りになって、おじいさんが不思議な言葉を言ったのが気になります。
「金はしろがね、銀は神社」と言いました。
姉も私も今でもはっきりと覚えています。この諺か何かしりませんけど、
知ってる方いらっしゃいます?小学生の頃の記憶なので、
どこかで間違った記憶になってるかもしれませんが、近い言葉だと思います。
そのおじいさんと別れた後にボートに乗ったので、関係あるのかと。
長文失礼しました。

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