卵子の時の記憶

692 :本当にあった怖い名無し:2012/04/11(水) 04:30:19.68 ID:+XbcM/6bO
流れ変えますが、
前世?ってゆうか、卵子?の時の記憶に思えるようなもの?が幼い頃からあります。
拙い話ですが、聞いていただけると幸いです。

そこは、まるで小学校の先生が答案に書く、花丸が視界いっぱいに広がる場所でした。

そこに、よくわからんのですが、うさんくさい指令塔みたいなオッサンがいたんです。

「はい、次のだよ~」なんて飄々とした語り口で指示を飛ばしてる。
そしたら、女性の声で「4、5、ぐらいです」などと数字のオペレーションが流れ出す。
んでしまいには「合いませんでした。」と、その女性の無機質な声が流れる。
そしたらオッサンは「んじゃ~まあ、次」っていとも平気そうに答える。

それを、何度も何度も繰り返し見た記憶があるんです。
花丸は時々ぐるぐる廻ったり、高速で丸の間隔が狭くなったり変化してた。

その時の雰囲気は、自分という概念というものがない感じだったんだけど、
かなり長い時間を過ごしてるみたいで「もう、無理ならいいじゃん…」と諦めていたフシがある。

なんか、よくわかんないんですどね。

そして、ある時オペレーションが「9、9、9」と唱える時が来たんです。
その時、急に目の前が明るくなってきた上に、さらに感情が溢れてきて
「えええ~もう!?もう出番なの?!また繰り返すの!?」って焦り出した記憶がある。

んで、しまいには「あーあ、嫌だなまた生きるのめんどくさい…」とため息まじりに呟いて、そこで記憶終了。

かなり謎なんですけど、女の人の声が最後まで冷静なのが妙に癪にさわった記憶まである。

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