6ちゃんねる

422 :本当にあった怖い名無し:2008/01/13(日) 07:45:20 ID:az8AIaTF0
都市伝説 「6ちゃんねる」
皆は6ちゃんねるをご存知だろうか?
そう、誰もが間違いなく知っているだろう
あの6ちゃんねるだ。この話を聞いた後
あなたは夜、6時の6ちゃんねるを見れなくなるかもしれない。

その青年は学校から帰ってきた。時間はちょうど夜の6時。
自室に戻りテレビをつけると次々とチャンネルを変えていく
今は6時・・・・どのチャンネルもニュースばかりだ。

6ちゃんねるに変えたときふと興味を抱かせるような
ニュースが飛び込んできた。

なんでもバックにヤクザの影も噂されている00高校の不良三人が
近所にある小学校、中学校、高校と襲いまくり次々と
生徒や職員などを惨殺して行ったそうだ。
そして三人はマンモス校である00高校で殺人を犯した後
どこかに潜伏したらしい。警察が全力を挙げて探索を開始している
姿が映し出されている。マンモス校ゆえとても広い校舎
隠れる場所などいくらでも存在する。

何十人という警官が学校内をくまなく探し回っている。

ふと突然、画面が切り替わり焼却場みたいな場所が映し出される
電波の受信が乱れて学校の監視カメラに繋がったらしい。
カメラは大量のゴミ袋を淡々と映し出しているだけだ・・・。
青年は早く直らないものかと思っていた・・・・しかし何かを発見してしまった。
焼却場奥にある一際大きなゴミ袋・・・・何かがいる・・・・。
人だ。髪の毛を金髪に染め服装も体格もどこから見ても不良そのもの
その三人が体育座りをしてゴミ袋の中に隠れているではないか!
青年は(不良が焼却場にいる!!おまわりさん そこを探すんだ!!)と思った。
しかし焼却場には人は来ない 不良たちもここには来ないだろうと踏んで隠れたのだろう。
そして見ていると不良の一人が監視カメラの存在に気がついたようだ。
たかが監視カメラ 誰も見ていないと考えたのか 不良たちはアピールを始めた。
舌を出しながら中指を次々と立てている。その傍若無人な態度に青年は怒り
テレビの画面越しに不良たちに向かって中指立て、首切り、親指を下にするなどの
ジェスチャーをして不良たちに見せ付けた。そんな行為を何度かした後 事態は起こった。
不良たちがカメラを指差し何か言っている 
よく聞いて見ると「なんだあいつ?俺たちを挑発してんの?」
何?馬鹿な・・・監視カメラと自分のテレビと電波が繋がっているとでも言うのか?
不良たちは自分のしたジェスチャーを見ていたのか?いや、そんなはずはないと
青年はもう一度 確認をするためにあのジェスチャーをした。とたんに!!
「お!!挑発してる 喧嘩売っている 行くぞ 行くぞ!!」不良の一人の声がして
三人がゴミ袋から飛び出してニヤニヤしながら監視カメラのほうに近づいてくる。
青年はとっさに両手で顔を覆い隠した。監視カメラは不良たちによって取り外されたらしい。

不良が自分を見ている、なんという極悪な顔だろうか。
「こいつ、顔隠してるぜ、これじゃ誰かわからんなー」「部屋は?」「いんや真っ暗」
「部屋映ってたら特攻して殺しにいけたんだがなぁ こいつ おちょくってるよ」
「お?震えてるぜ?汗も出てるし 怖いのかな?君ぃ?」
青年はたまらなくなってテレビの電源を消した。両手を隠したおかげで顔は特定されなかった。
しかし好奇心が突然、わきもう一度見てみたいという衝動にかられた。
電源をつける・・・・5ちゃんねる・・・どうやら恐怖でちゃんねるを切り替える 電源を消す
その二つの行動を同時にしてしまっていたらしい。6のボタンを押し切り替えてみる・・・。
なにやら車の中らしき風景が映し出されている。不良たちはまた何か映るかもしれないと
マンモス校から逃げ出した上に監視カメラも持ってきてしまったらしい。
「お!また映っている!」不良の声 カメラを持ち上げる音がした。
即座にテレビを消した・・・・・・。青年はここにいたら危ないと直感して家を飛び出し
友人宅へ訪問した。友人は汗だくの自分を見ると何も言わず家に入れてくれた。
青年はとりあえず心を落ち着かせると「なあ6ちゃんねるをみてくれないか?」といった。
友人は言われるがままに6ちゃんねるを表示させた。青年は部屋から飛び出し
陰で何が映っている?と聞いた。友人は「車の中・・・男が三人いるよ あ、こっちみた」
ひぃ! 青年は恐怖のあまり友人の家を飛び出してしまった。
そして青年は友人宅から少し離れた場所でなぜか持ち出してしまった小型テレビをつけ

これまたどうしてかわからないが6ちゃんねるを表示させていた。
テレビには相変わらず車の中が映し出されている。・・・・?何か変だ・・・。
車の外が見なれた風景だ・・・ほらあそこ曲がって・・そこ曲がって・・・。
青年は気づいてしまった このまま行くと車は友人宅のところへ向かうと・・・。
まさか!?あいつまだ見ているのか!?馬鹿、早く消せよ。
不良の声がした。「あ、あそこじゃね?」
「おうおうカメラに映っている部屋と家と家の周りの風景 間違いねっ!」
カメラには友人宅の家が近づいてくるのが見えた ふと顔をあげると
向こうの道から4~5人は乗れるような大型な車がやってきて停車した。
中から例の不良たちが降りてきて友人宅のチャイムを鳴らす
ピンポーン・・・ピンポーン・・・ピンポーン・・・ピンポーン・・・
ピンポーン・・・ピンポーン 6回だ。
「おっじゃましまーす」 不良たちがそういいドアを乱暴にあけると中に飛び込んでいった。
数分の静寂の後 「オラァー!!てめぇーかー!この野郎!」人に暴行している音
「俺達はな 今日、5人もぶっ殺しているんだよ てめぇが6人目だ」
青年は恐怖のあまりすぐさま家に逃げ帰った。そして布団にもぐりこんで寝た。
次の日、朝のニュースを見ると友人宅が映っていて殺人のテロップが。
友人はあの不良三人に殺されてしまったようだ。これ以来 青年は二度と
夜6時の6ちゃんねるは見れなくなってしまったという。

あなたも夜18時 つまり6時の6ちゃんねるにはお気をつけを・・・・。

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