376 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/04/04(金) 03:59
まだ俺が幼稚園の頃、
父親と母親が仲悪くて毎晩喧嘩していた。
だけど父は暴力的だったので母はいつも泣いてた。
それで父を避けるようにして、毎晩父が帰ってきたら、
自分たちを連れて寝室で明かりを消して寝たふりをしていた。
ある日もドアをガチャガチャし始めて乱暴に家に入ってきたので、
自分たちは寝たふりをしていた。
部屋の前で足音が止まってバタンと乱暴にドアがあいた。
自分たちは身動きもしないで布団の中でおびえていた。
すると寝ているのを確認するように布団をめくって覗き込みはじめた。
寝ているのを確認すると再び玄関を開けて外に行ってしまった。
酒を飲みに行ったんだろうと思ってたら、
10分くらいして父が帰ってきた。
そしてまたこっちの部屋のドアを空けて
「おい、寝るなら玄関のカギくらいかけておけ」と言った。
母は少々怒りながら
「あんたが今カギかけずに外に出て行ったんでしょうが」
と言うと、
「俺は今帰ってきたんだよ」と父が言った。。
え?じゃあの時布団めくったのって誰だったんだろう。

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