古い屋敷に住んでた

575 :1:2007/07/26(木) 17:53:34 ID:5eW/N+Eu0
今は取り壊して新築建てて無いんだけど、幼いとき結構古い屋敷に住んでたんだよね。
ど田舎だけどうちの家は昔庄屋の家だったらしくめちゃくちゃ広かった。
中庭は手入れなんかしてなくてジャングル状態。蔵もボロボロで穴あきまくり。
じいちゃんが剣道の先生だったので使われていない広い道場もあった。
そんなわけで家族4人(母、父、姉、自分)で住むには広すぎた屋敷だった。

こんな我が家だが年季のあった家のせいか、しょっちゅう変な現象が起こったもんだ。

当時、夏休みくらいかな・・俺が10~11歳の時に夜自分の部屋で寝てたら覚えてないけどすごいうなされていた。
目を覚ますとメガネかけた青白いおじさん?が顔を近づけて覗いていた。
「うわっ」っとびっくりして飛び起きたらフッと消えた。
親父に相談したら
「般若心経を唱えてあげなさい」
とだけ言われただけ(何故か般若心経を覚えさせられていた。姉は教えてもらってない)
その日以来、怖くて当分は姉と一緒の部屋で寝させてもらってた。

両親と姉が買い物で出かけている日の事、机に向かって必死で宿題やってると勝手にドアがゆっくりと開いて
「おーい。遊ぼう。おーい・・・」
と声をかけられた。(図太く、かすれた知らない声でした)俺も天然か夢中に宿題やってたせいか、
「俺今いそがしいから無理・・・」
と断ったが冷静になって誰!?って振り返ってもいない。誰なのか家中探しまくった事もあった。

あと、山のふもとに屋敷があったせいか狸がよく家に迷い込んでて狩ろうとエアガン片手に
追いかけ回してたら屋敷の外に出ちゃって、ふと山のふもとの大きな木を見上げると
猿みたいな・・猿じゃないような人間っぽい生物?がこっちを見ててニヤニヤ笑って枝に座ってるの。
俺は怖くなりエアガン連発(見事なDQNっぷりですみません)して家でテレビ見てた姉の所まで駆け込んだ。
姉貴は「狸に化かされたんやろアホ」と信じてくれなかった。

友達と道場で走り回って遊んでた時も変な事あがあった。
道場には大きな鏡があるんだがその鏡の前で友達に四の字固めを食らわせてる時に
鏡に目をやると口をパクパクさせた女性(着物を着た古い感じの方だったと思います)
が後ろの物置の襖から除いていた。
ギブギブいってる友人の声で目をそらしもう一度見てみるといなくなっていた・・なんて事もあった。


もう書くのしんどいのでこれくらいにしときます。駄文すみませんでした。

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