雪山登山

490 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/04/14 01:25
拾ってきますた

雪山登山をしてた一行4人が、途中で吹雪に遭い道に迷ってしまった。
このままでは遭難してしまうと焦っていた一行であったが、運良く山小屋を見つけることができたので、そこへ避難した。
吹雪は一向に収まる気配はなく、それどころか日が暮れると風雪はますます強くなっていった。
こんな状態で外に出るのは自殺行為である。一行は今夜はここで夜を明かすしかなかった。
しかし、その山小屋は明かりがなく暖房装置もなかったため、眠ると死んでしまう危険があった。
そこで4人は一晩中動いていられるような方法を考え出した。
それは
「部屋の四隅に立ち、壁沿いに走ってそこにいる仲間にタッチする。
タッチされた人は反対側の壁沿いに走り、そこにいる人にタッチする。
タッチされた人は、また同じように走りタッチする。」
 という方法で、①→②→③→④→①→②・・・という無限ループで走りつづけるというものだった。
 
・・・そして、一行4人は一晩中それを続けた。気が付くと、夜は明けており、また吹雪も収まっていた。一行は無事に下山したという・・・。

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