廃墟探検
405 :本当にあった怖い名無し:2006/10/12(木) 23:58:21 ID:qULC5WUQ0
5年位前に廃墟探検行った時、
浮浪者っぽい人と遭遇した。
正確には浮浪者と『思う』。
ぼろい軍服を着ていて、あからさまな程軍人だったから。
だから今でも自分の中では「幽霊」とかじゃなく、
「軍人の格好をした、廃墟に住む浮浪者」
という事にしている。
蔓を切るでっかいナイフ(これ何ていうんだっけ)
を持ってて、目がギラギラしてた。
全員足が竦んで、動けずにいた時、友人の誰かが、
「任務ご苦労様です、今日之にてこの地帯の戦闘は終了致しました。」
と言った。
その軍人の目が一瞬悲しそうになって、
そのまま背を向けて廃墟の奥へと戻っていった。
なぜか映画「ランボー」を思い出しながら、
早足で(猛ダッシュはしなかった)逃げた。
あの後、誰も彼もが無口だった。
皆、安易な行動を恥じ、後悔していた。
その後は無言で別れ、その後もこの件の事はあまり喋らなかった。
やがて時を経て、友人達ともバラバラになった。
だから、今尚、自分は、あの時の掛け声が誰の物だったのか、知らない・・・





