引っ越すきっかけ

464 :本当にあった怖い名無し:2006/07/11(火) 00:57:16 ID:5VaKlFn40

通勤電車の混雑ぶりに嫌気がさして引っ越すきっかけとなった出来事。

私が満員電車に乗る時に注意していることは、先に乗っている人に
背を向けて立つようにすること。以前に前の人と向かい合わせに乗って
しまった時、その男が痴漢だったというとても嫌な記憶があるからです。
しかしその日は違いました。電車に乗り込んでから体を反転する前に
おもいっきり押され、前の人と向かい合わせの状態で動けないまま
電車が発車してしまったのです。
(うわ、どうしよう)と思いましたが目の前の人を見ればぱっと見まじめそうな
雰囲気の大学生っぽい人。以前の中年痴漢男とは全然違うので少し安心しました。
ですがその学生さん、身長があまり高くないのかヒールをはいた私の身長と
同じくらいです。当然顔が目の前にあるので(これはうかつによろけたり
できないな)と思い、しっかり両足に力を入れて立つようにしました。
ちょっとだけ気になったのがうつむき加減で顔色がやや白っぽかったこと。

しばらくしてその学生さんが口に手をやりました。(あくび?)と思った瞬間です
「ぅぐっ、ブフッ」っと言う声とともに指の隙間から白っぽいものがツーゥと
垂れてきたのです。うそーー!ゲ○っ((((゜д゜;))))
私はおもいっきり背伸びをし、後ろの人にくっつくようにして離れようとしましたが
乗車率200%の前にはむなしい努力…3センチと離れることができません。
ハンカチを差し出したいところですが、そんなに動く余裕があるならとっくに
離れています。そうしている間に彼の顔色はどんどん白くなり、両方のほっぺは
エサをためたリスのように膨らんでいく…
(お願いだから次の駅までがんばってーーっ 。・゚・(ノД`)・゚・。)
指の間からはさらにゲ○があふれ、ポタリと下に垂れました。(く、靴に垂れたかも;)
そして電車が止まり雪崩のように人の波に押し出され私はホームに出ました。
(彼は?)と見るとホームの壁に向かってげーげーと吐いています。
(よかったまにあったのか)。すばやく自分の服のチェックをして無事なことを確認し、
私は再び電車に乗り込みました。
散々な目に合いましたが、急行に乗っていたらあの駅に止まらなかったことを考えると、
彼も私もラッキーだったのかもしれません。

注)私は香水、香りのある化粧品などはつけていません、ワキ○でもないです。

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