尿意

885 :①:2006/06/22(木) 15:05:07 ID:3WtIZCf6O
俺は安月給(ry
名前は(ry
俺がだいぶ小さかった頃の話。おふくろの布団に一緒に寝ていた時の事だから、保育園くらいの時かもしれない。

ある晩、ふと尿意で目が覚めた。やっと一人でトイレに行き始めた頃だったと記憶している。
しばらく布団の中でぐずぐずしていたが、漏らしては駄目だと起きようとした。
枕元に何かいるのに気づいて、ハッとした。
慌ててまた布団にもぐる。
白い大きな塊に見えたが、何だかよくわからなかった。
見間違いか?と思って、布団の中で頭だけ動かして枕元に目をやった。
それは、人の形をしていた。一人ではない。
7~8人くらいの形だった。
二列になって、前列の3~4人が正座、残りが後列で立っていた。
全員、白装束だ。

薄い影のようで、背景が透けて見えている。
前列の正座している影は枕元のすぐそばにいて、こちらを見下ろしているようだった。
俺はギュッと目を閉じた。恐怖心でいっぱいだ。
不思議な事に、目を閉じてるはずなのにその情景が見えてくる。
自分の寝ている布団の足元に立って眺めているような感じだ。
すると、正座していた影の一人が動いた。昔風の髪型をした女性に見えた。
俺の方へ手を伸ばしている。
ほどなくして、その手が俺の頭に触れた感じがした。

それと同時に、えも言われぬ安堵感とゆうか、暖かみとゆうか、そんな感じが俺を包み込んだ。
頭を撫でられてるような感じだ。

それと同時に眠ったのかもしれない。
気づくと朝で、おふくろが俺を起こしていた。
“ったく、お前はいくつまでオネショするんだい?”

今でもあの影は何だったかわからなけど、個人的にには先祖様系だったのかな?と、思ったりします。オネショ誘発させるあたりは迷惑でしたが。
以上、駄文スマソ

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