寝ていると

594 名前:長文1/5 :2006/01/30(月) 19:57:13 ID:isILEyA20

現在進行形の話です。

昨年の年末あたりから、部屋に人の気配がするようになりました。
私が横向きで寝ていると、背中側で足音がしたり、かゆいところを掻くような「ボリボリ」という音がしたり。
始めの頃は、「彼氏が来たのかな?(合い鍵を使って入る)」と思っていましたが、その度に振り向いても誰もいません。
ちなみに他の部屋の音はほとんど聞こえないくらいのコーポなので、隣や上の部屋の音ではないはず。

そのうち、私が布団を頭までかぶって寝ていると、布団に沿って走る足音がしました。
実家では猫を飼っているので、「あ、猫の霊だったのね」と思い「布団の中においで」と言って目を開けると何もいません。
次にその猫(?)がまた来たときに、「何をするのかな?」と様子をうかがっていると、猫の次には3~4歳くらいの子どもの走る音が。
布団に沿ってではなく、布団から外れて1~2歩タタミの上を走った音も聞こえました。

そしてその子は布団越しに私の上に覆い被さってきました。
重さは感じませんでしたが、初めて怖いと思いました。
ちょうどその子の指が私の手のあたりにあったので、つまんでみると気配が消え、起きあがって布団を見ましたがもちろん足跡などはありません。

…そして、昨日の昼間のことです。

私はコタツで仰向けになり昼寝をしていました。
が、意識はあり、薄目で壁のエアコンが見えていました。
すると、私の両側に一人ずつ誰かが入って来ました。
そして私の手を片方ずつ握って軽く振ります。
「やめてください」と言って起きあがろうとしましたが、金縛りなのか言葉にならず、体もほんの少ししか動きません。
私は頭の中で、その人たちに「年は何歳ですか? 握った手を振る回数で教えてください」と言うと、「1,2,3…」と言いながら振り始めたので、「話せるならしゃべってもらえますか?」と言うと右手の人は45歳、左手の人は33歳で声からしてどちらも女性のようです。

左手の33歳の人が、右手の人に「ねえ中川さん、この人(私)…」と話しかけていましたが、内容はよく聞き取れませんでした。
私が「あなた方はどうして亡くなったんですか?」と聞いた瞬間、それははっきりした言葉となって口から出て、二人の気配もなくなりました。

大家さんにそれとなく尋ねてみましたが、この近辺は元々田んぼで怪しいことは一切ないはずとのこと。
ただ、駅や踏切が近いのでその関係かなと思っています。
また今度、会話のできる人がやってきたら何か聞いてみようと思います。
長文たいへん失礼しました。

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