足下をでっかいサメ

782 名前:本当にあった怖い名無し :2005/10/26(水) 15:17:08 ID:dp+LpG6O0

本当にあったほんのり(?)恐い話。

友達と海に行ったとき、ちょっと沖合に防波堤があって
そこで何人かが遊んでいた。
自分も浮き輪でばしゃばしゃと防波堤に向かっていたら
スーッと足下をでっかいサメが通り過ぎっていった。
水中メガネなしでも確認できるくらい大きかった。
初恋でドキンな感じで心臓がドキンとした。
でも、人生が終わったかと思った・・・。
必死で砂浜に向かったけど、人間不思議なもので死を覚悟するというか
本当に修羅場に陥ったときには冷静なもんで
砂浜に着くまでの間、時間が止まったかのように感じられたが、
頭ははっきりとしていて砂浜に行くまでの泳ぎ方をどうしようとか
考えた。サメの気をひかない泳ぎ方はやはり水しぶきを
たてないで静かに泳ぐのがいいと思った。
あの時ほど波がうざいと思ったことはない。
で、砂浜に着いたときにはどっと疲れがきてふらふらになった。
足はがくがくで思考は停止して、死んだやうに砂浜で倒れていた。
まあ誰も気にしてくれなかったけど。。
地面がこんなにありがたいもんだと思ったことはなかった。

それ以来私はサメが恐くて仕方がないが、いま思えば防波堤にいた人たちも
よく生きて戻ってこれたなぁと思う。
ちょと長くなったけどそんな実話でした( ̄- ̄)

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