話の種
166 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/28(火) 13:24:23 ID:teevYWZX0
昨日T○UTAYAに行ったんです、本当は隣のホームセンターにバイクのバッテリーを買うついでに立ち寄ったのですが。
財布の中身は1万円札が2枚と千円札一枚入っていました、これは以前バッテリーを買った時9800円だったので、
千円しか 入ってない財布に2万円、出かける前に足したためです、ひょっとしたら前より高くつくかもしれないと思ったのです。
そこは徒歩で数分なので運動がてら歩いて向かい、途中、バッテリーの型番のメモを忘れてないか気になったので、財布を開きメモを確認し、
ついでに中身を見ます2万1千円。
ホームセンターに到着後、財布を開いてメモを取り出し、微妙に型番が違けど念段と姿形が同じバッテリーを見つけますが、買っていいのか判らず
友人に電話、その時値段の話もしたので、また財布を覗き込みます。正直言うと2万円持っていることで少し緊張していたのです。
結局、買わずに店を出、隣の、T○UTAYAで雑誌を2冊買います、1209円。一万円と2百10円を出して9千1円のおつりを待ちます(万札一枚を崩しておこうかと思ったんです)。
だけど出てきたおつりは1円、えっ?と思いました。
だけど慌てず騒がずで、レシートを確認、1210円の支払いで一円のおつり、と言う内容。
「ああ、そうか俺は万札と千円札を間違って出したんだな」と思い、レシートは「不要なレシート入れ」へ。
店を出、隣のモスバーガーで注文し財布を開くと、中身は万札一枚と千円札、11000円。と、小銭。さっき千円札を使っていたら万札2枚のはず。
小銭でモスチーズセットの料金を急いで支払い、モスの注文番号が書かれたレシートを受け取ると、さっきのBOOK専用レジの前にダッシュ、5分と経っていないのにもうレジの人が違う。
「す、すいません、さっきここで雑誌買ったんですけど、千円と一万札をですね・・・あのですね・・・。」
シドロモドロになりながら何とか伝えると、
「はぁ?」
とそっけない返事。
そこでもう一度ゆっくり自分で確認するように説明、すると
「レシートは?」と言うので、
「そこの不要レシート入れに捨てました、ほんの数分前だからすぐに見つかると思います、1209円の買い物で、1210円払ったと書かれたのが・・・。」
僕は言葉を言い終わるまえに、ああ、こりゃダメだと察したけどももう遅い。今持っているのはモスのレシート。
「・・・お客さん・・・大丈夫ですか?」
何人かの店員が集まってきて目の前のレジには3人ばかりの壁ができた。
「あの・・・だからさっき支払ったのは千円札じゃなくて・・・その・・・一万円札だったハズ・・・なんですよ・・・」
「ですがレシート・・・」
僕はこの後も彼らはレシートのことを問い続け、勝ち目も無く、結局恥を晒すのみだと思い、
「・・・僕の勘違いかもしれません・・・すいません」
と、言い店をあとに、モスチーズバーガー食ってる間、「1万円札入ります!」と大声で皆に知らせる某バーガー屋の事を思い出していた、
そして忽然と消えた9千円は自分の勘違いか計算違いであると思い込もうとした。
それと同時にレジの人がお札を見間違え、僕のように間抜けな客が納得してしまうと、もうどうしようもないな、と思った。
結局、僕は9千円で「話の種」を買ったことにした、友人はもちろん自営業なので店の客にも話せる、そう思えばいいネタかもしれない。