百舌の話
67 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/12(日) 14:46:58 ID:TPCe1/dX0
母方のじいちゃんから聞いた百舌の話
百舌の親鳥はとても働き者でヒナの為に毎日沢山の餌を運んだ
ヒナ達は美味い美味いと喜んで食べてこんな美味い餌を取る親鳥は
もっと美味いものを食べてるに違いないと思っていた、ヒナたちが大きくなったある日
親鳥の食べているものが気になって絶えられなくなった時
ヒナたちは帰ってきた親鳥の腹を裂いて殺してしまった
腹の中にはなにも入っていなくて、今まで何も食べずにいたらしい
そこに神様がきて千回鳴いてからでなくては餌を取ってはいけないと命じた
それから百舌は喉を鳴き枯らし血の滲んだような赤に染まったらしい
なおじいちゃんは将棋の先生だったりゲートボールがプロ並に上手だったり
麻雀のアマチュア大会で優勝したりしてる自慢のじいちゃんだ