オヤジ狩り

19 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/05(日) 17:07:14 ID:Zsh3Lznr0
怖い体験しました。 

昨日の19時頃名古屋の某公園にて…。 
一緒にお買い物をしていた友人を駅まで送ってから、私は蒸し暑い中チャリで走っていました。 
大きい公園を通り抜けて帰るのですが、人通りの少ない場所まで差し掛かかったあたりで、 
何やら18歳×3人くらいのクソガキに、一人の会社帰りとおぼしきおじさまがオヤジ狩りに遭っている様子。 
すぐ警察に通報すれば良かったのに、そんな現場に遭遇するのは初めてで、 
私はおろおろして木陰にチャリを置き、そっと成り行きを見ていました。 

やはりオヤジ狩りでした。金品を要求されて、さらに暴力まで振るわれていました。 
死ぬほどではないでしょうが、重症のようでおじさまはぐったりとしてます。 
ここで私はようやく携帯を手にとり、110番しようと思っていたところ、彼らの死角から 
若いスーツをきたイケメン男性がさっと足音も無く忍び寄り、 
クソガキAの尻を思いっきり蹴っ飛ばしました。Aはそのまま3メートル程前に吹っ飛び、 
ベンチに激突しました。尻と顔をぶつけて即戦闘不能になったと思います。 

残りのクソガキ2匹はいきなり1匹が吹っ飛んでびっくりしてました。 
そしてイケメンはクソガキBの顔をがしっと掴み、Cに投げました。 
BがCにぶつかったところで、イケメンのBとCへの蹴りのコンボが炸裂していました。 
追い討ちをかけるように、その上からイケメンは2匹の顔や足をを踏み潰してました。 

私は相変わらず傍観者でしたが、なんかイケメンの様子がおかしいのです。 
私は、初めはクソガキへの制裁のつもりで、イケメンはおじさまを救いに現れたと思っていました。 
しかし、いっこうに彼のクソガキへの暴行が止まらないのです。 

イケメンは170センチくらいで細身、黒髪短髪だったと思います。 
切れ長の二重で全くの無表情。そんな人が無言で黙々と暴行してるんです。 

クソガキの顔が血だらけになり、顔の判別ができません。うめき声すら聞こえなくなりました。 
被害者の中では、全員重症に見えますが、オヤジ狩りのおじさまが一番軽症でした。 

そのおじさまは辺りが静かになったので、クソガキが帰ったと思っていたらしく、 
むくっと起き上がり、現場を見て驚愕してました。 
状況を悟ったおじさまはイケメンに、「やりすぎだろ!」とか、彼へ暴力を止める様にまくし立てていました。 
イケメンはすっとおじさまに目をやり、暴行を停止して踵を返しぷいっと去っていきました。 

私は警察より救急車が先だと思いようやく電話しました。 
程なくして救急車でクソガキは運ばれ、いつの間にかきていた警察に 
私とおじさまは事情聴取をうけました。 

私は見たままを話しました。警察は、 
「明らかにそのイケメンは過剰な暴力だ」とかなんたらかんたらと言っており、さらに私に 
「早く警察に電話するように」と言われました。 
おじさまは被害届を書きに最寄の警察署に行って、私はチャリでそのまま帰宅しました。 

イケメンは身なりは普通でしたが、一言もしゃべらず、表情も崩さずただただ暴行をふるって 
おり、かなり怖かった。 

駄文長文の上に後半ぐだぐだで失礼しました。 

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