人を呪わば...

840 :本当にあった怖い名無し:2007/02/03(土) 14:47:30 ID:8QU9dQ9Y0

何年か前のある朝。 
学校が休みで田舎に帰っていた俺は早朝、から 
親戚が神主をしている神社の掃除に行った。 
鎮守の森に囲まれた境内を掃き、箒目を付けようと一本の 
木に基準を決め、その木に向かって行った。 
そしたら、その木に何かがくっついている。「何じゃろ?」 
と思ってよく見ると、両手に釘の打たれた藁人形だった。 
腰を抜かして、社務所にいる叔父さんを呼びに行き、現場へ 
連れて来ると、叔父さんは「八幡様の境内でこんなことしおって 
、気にするな。どうせ、こんな事したからには罰が返る。」 
そういって、藁人形を燃やしてしまった。 
その後、ウチの近所で事故があった。原付で川に落ちた人がいた。 
川も浅く、スピードも出ていなかったのだがその人は両腕切断の 
大怪我。まあ、近所でも良くない噂の多い人で警察の事故調査で 
こう言ったらしい「目の前に裃を着た侍が立っていたんだ。」 
と、ちなみに、その裃に付いていた家紋と俺が祭りの時に着る 
鎧櫃に書いてある家紋が同じだったそうだ。 

駄文すんません

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