仲間の遺体

878 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/15 03:39

詳細は忘れた、10年以上前にラジオで聞いた話。
2人で雪山登山していたが遭難し、途中で1人が死んでしまった。 
なんとか途中の山小屋まで遺体を運び、助けを待つことにした。 
仲間とはいえ遺体の側では寝れないので 
遺体から離れた場所で眠りについた。

何時間眠っただろう、ただならぬ気配で目が覚めると 
離れた位置に置いておいたはずの仲間の遺体が 
自分のすぐ隣にいる。 
気味が悪くなってまた遺体から離れた場所で眠った。

また目が覚めると仲間の遺体がすぐ隣にいる。 
遺体が歩いて来るはずはない。 
もしかして生きているのだろうか、と思い確認してみるが息はしていない。

疲れているんだろうと思い、また遺体から離れて眠るが 
目が覚めるとまた隣にいる。

遺体が動いている。

自分が眠っている間に何が起きているのだろう。 
それを確かめるために、持ってきていたビデオカメラを回したまま眠りについた。

目が覚めるとやっぱり隣に遺体がいる。 
恐る恐るビデオを確認した。 
そこに写っていたものは、起き上がり自分の寝床まで仲間の遺体を引っ張ってくる 
自分の姿だった。

遭難、仲間の死という極限状態の中での人間の心理的な恐い話かな。 
この話聞いたことある人いますか?もしかして既出?

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