夜泣き石

91: 本当にあった怖い名無し 2006/03/08(水) 01:21:33 ID:wfrp6pVc0
うちの町にも夜泣き石があります。 
かつて、郡界石として使われていたのですが、 
江戸時代の綱吉公の時代だったと思います。 
地元の武士が馬芸を披露したところ、とてもうまかったので、 
太鼓と冠木門を下賜され、郡界石は使われなくなったそうです。 
そしてしばらくして、夜になると泣き声がするので、確認にいってみると、 
声のする場所から打ち捨てられた郡界石があったそうです。 
それから、その石のことを夜泣き石というようになったそうです。
おまけに、不思議な話を一つ、 
これも、平地での話でスマンが上に出てた話に似ていたので、 
中学生の時分に、休みの学校に出て行かなければならなくなったのです。 
管理教育で有名な県、確か、ストーブ関連のことだったと思います。 
その日は、年に数回あるかないかの雪がそこそこ積もった後の日でした。 
中庭は一面に雪が積もっており、太陽に反射してきれいに耀いていました。 
ふと見ると、昇降口にかけて片方だけの足跡がありました。 
朝一で行ったのに片方だけあるんです。イマイチ納得いきませんでしたが、 
とりあえず、何事もなく用事を済ませました。 
この件はいまだに謎です。

山と言うと、その日最終の山を降りる人達になって、 
後ろには誰もいないので、恐々としたくらいでしょうか、 
情けないことですが、

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