旅先

708 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/17(火) 00:54:28.69 ID:dqQqILd00.net

やはり違和感が消えないので、ここに書きます。 
先週の土曜日に一泊で妻と子供を連れて富士五湖に行きました。 
あまり金がないので、湖畔のホテルに宿泊せず、富士山を背中にして車で直進すれば 
湖に架かった橋がある通り(かなり広い道路です) 

そこのペンションみたいなお得感があるホテルにチェックインし、ふと道を挟んだ向かい側を見たら 
どでかい三角屋根のペンションの大型バージョンがあったんです。 

富士五湖に入ったのは時間的に早かったので宿舎にチェックインする時は夕方5時は回ってました。 
2才のチビが麦藁帽子に付いていた羽飾りで指を怪我したのですが、宿舎の近くに薬局があるので傷バン買って戻る時、左側に見える 
その大きなペンションの入り口に色黒の背の高い男性と内のチビと同じぐらいの子供が立ってるのを見たのです。 

そのペンションも人の出入りはあるんですが、誰も振り向いたり子供に手を振ったり笑ったりもしないのです。 
ただ、親子にしては年が離れてる気もしましたが子供の母親でも待ってるんだろうと自分は妻子と車で湖が見渡せるレストランに行ったのです。 

食事しドライブし、明日は観光船に乗ろうなんて話しながら宿舎に戻ったら向かいの三角屋根のペンションの入り口に今度は子供を抱いて益々土気色になった 
男性(老人かもしれない)が立ってるんです。 

妻に向かいのペンションを指差して人が子供を抱いて立ってるだろう?と聞きましたが 
関心なさそうな声で見間違い、もう寝ましょうと即され親子3人で疲れもあってゆっくり眠りました。 

日曜日はちょっと曇った天気でしたが朝から遊覧船とロープウエイに乗り帰りは道の駅にでも立ち寄ろうと妻と会話しながら 
宿舎に預けておいた荷物を受け取りに行った次第です。道向かいの三角屋根もチェックアウトなのか人がぞろぞろと出てきました。 
一瞬、人が途切れた時、どす黒い顔に皴だらけの大男が子供の手を引いてるんです。 

突然、幕切れがやってきました。黒い喪服を着た一群が食事処のような場所に次々と車を乗りつけ入って行ったのです。 
その中に兄弟姉妹らしい20代の男女がいました。大男は子供を抱いてその一群に近づきグルグル回ったり話しかけてるようにも見えたのですが 
誰も相手にせず食事処に消えてしまいました。この時、自分は道路を突っ切り 
喪服を着た集団や大男と子供の近くに居たのです兄弟姉妹の会話は聞こえるのですが 
老いた大男の声は聞こえませんでした。 

ただ、誰も居なくなった時、泣き笑いみたいな顔をした大男が子供に 
ママは居なかったね と話しかける声ははっきり聞こえたんです。 

別段自分の体に何かおきた訳でもないし妻子も変わりなく過ごしてます。 
これはどう解釈してよいものか今度 お盆に帰省したら坊さんに聞いてみようと思ってます。 

長文を読んでくれて有難うございました。

皆さんの書き込みを見て確かに坊さんに相談するような内容ではないと考え、それでも 
得心がいかないので、変な客だと思われても構わないと思い泊まった宿に喪服の集団と 
大男、そして小さい子の話をそてみました。 

大男は去年6月に他界した人で小さい子はもっと昔に亡くなった大男の子供だったそうです。 
喪服の集団は亡くなった男性の法事で 若い男女は東京から来た大男の子供らしいです。 

大男は十年以上も前に妻と離婚し、子供は妻と東京で暮らしてるそうです。 
これは何かの縁だから、亡くなった男性(大男)の家人に知らせてもよいか?と 
尋ねられましたが断りました。 

別れた奥さんが供養すれば成仏するような気がしたもんで。(これは私見として伝えました) 
長文、失礼しました。 

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