閃きと確信

168 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/06/19(金) 23:32:17 ID:McQCwlfUO
エピソード自体はオカ板で良く見聞きするのと変わらないから、 
箸休め程度にって事で。 
全くアトランダムに時々、物凄い閃きと確信で先の事が解る時がある。 
短いスパンだと、夏の甲子園の優勝校が第一試合が始まる前から解ってみたり、 
長い物でン十年単位先の人の死因だったりとか。 
それがちょっと詳しければ予測出来る未来や、 
大方の予想とは全く違ってて、 
甲子園だと、みんながトトカルチョで盛り上がってる時に解ったから 
『今年は○○高』と言ったのに、 
誰しもが有り得ない弱小高だ笑って買いもしなかったし(後で凄いとかいいつつ気味悪がられた)、 
人の死因は普通じゃ特定出来にくい死に方だったり(こういうのは後味が悪い)。 
賭事に例えると逆張りだったなと言われる結果になる閃きが多い。 
ただそう言う時は『いや、違う!』と強い確信があるから、 
予想出来そうな未来だと印象に残ってないだけかも知れない。 
後は大抵詰まらない事、例えば、 
友人の名字が将来の結婚でなんて変わるかを解ってたなんてのがある。 
でも意識して閃く事は出来ないから、あんま役には立たない。 
もう直ぐ死ぬ人も解る時がある。 
こっちは視覚で解る。 
同じ光源の下にいるのに、目の前のその人が、 
まるでコントラストの強い影の中にいるみたいに見える。 
何度も気のせいだと思おうとしてきたけど、もう諦めた。 
死ぬ人みながそう見える訳じゃ無いけど、 
見えた人は皆しばらくで死んでいくと気づいてからは 
怖くて申し訳なくて堪らなかった。 
終わり。

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