解読
436 :コイン:2009/09/07(月) 23:52:58 ID:/UHNgpAoO
ガチの実体験です。今でも気持ち悪い意味不明な体験でした。
初カキコの為また記憶がおぼろげな部分もありで読みにくかったらスイマセン。
コレは私が18才の大学生の夏過ぎ、大体8年くらい前のことです。
当時私は京都にある某仏教系アホ大学にいっており、周りには坊主の子息がたくさんおり、その中には霊感が強い人もいたりしました。
その中に仲の良い先輩Hさんという人がいました。
この人とは本当に色んな霊体験をしましたが一番イヤだった話。
当時アホみたいに遊び回ってた私。毎晩飲みに行ってました。
ある晩飲んでいるとH先輩の携帯にメールが。
H先輩の女友だち、Aさんからでした。Aさんの携帯に何やら変なメールがきてコレは何なんだろう?ってH先輩に相談?のためにメールしてきていたようです。
H先輩もわからず、私にわかる~?とたずねてきました。
宛先はナシ(携帯には<>って表示されてたらしい。)
内容は意味のわからない文字の羅列でした。
私はパッと見て解読しました。漢字をひらがなにして、逆さから読むと読めそうだったので読んでみました。
細かいディティールは忘れましたが、文章はこんな感じ。
『おときくあしたのばんにみちをゆくものとわにねむる』
解読して背筋ゾワッとしてH先輩と気持ち悪がっていました。
そして同時にH先輩が『見られてる』と…
確かにやな気配を感じました。
気分を変えてカラオケに行くことにして、先輩や友だちとそのままカラオケに行きました。
そこではさっきとは違うやな気配がしましたが、先輩とアイコンタクトで気付かないフリしてやり過ごすことにして楽しみました。
そして友人宅に帰宅してその日はそのまま寝ました。
3日後、H先輩が顔色を変えて私のところに来ました。
『お前には何か変なこと起きてないか!?』と。
聞いてみるとH先輩の友だちAさんもその日別のところで飲んでいて、問題のメールがきて、
H先輩にメールをしてから近くにいたBさんにメールを見せたらBさんもあっさりと解読したそうです。
そしてAさん達はあまり気にすることなくカラオケに行ったそうです。
そして楽しんだ後、Aさん達は解散し、その帰路でBさんは事故に遭い昏睡状態になり、翌日の夜に亡くなったそうです。
『音聞く明日の晩に道を往く者永久に眠る』
私はゾッとすると同時に色々なことが頭をめぐりました。
一番に解読した人が予言通りになる?そんなことがありえるのか?
ありえないし、そんなこと考えたくない。
そう思っていると、H先輩から『それで話はおわりじゃない』と…
亡くなったBさん、最後まで一緒にいたAさんは病院に行き、見守っていたそうです。
そして遺留品となったものを見せてもらうと、そこにあったのは…携帯…
新着メールマーク…開くと宛先から…事故をしたと思われる時間とほぼ同時刻にきていました…
解読パターンも同じ。
解読してみる。
『かみのるすにくらいこみちをゆくものやみにきえゆく』
といった内容。
…私を狙っている。と思いました。その頃私は宅配ピザのバイトをしていましたので。。。
それから10月が終わるまで私は本当に死を近くに感じながら過ごしました。
幸い私には何も起こらず今も元気にいます。
しかし誰かがそのメールの被害にあっているのではないかということと、
まだ終わらずにメールが流れていたりしないかということが気になっています。
あと後日談ですが私がカラオケに行った時の写真をH先輩が現像してみると、
普通に三人で胸から上くらいのカットで撮ったはずの写真にわたしの左足がにゅ~っと伸びて頭の上まできていました。
私の話はこれで終わりです。長い文章失礼しました。
よければ感想お願いします。
この体験があって映画の『予言』を観た時はみんなと違う意味で恐怖でした。