時間停止

737 :理系の道を選んだ理由[sage] :01/12/26 00:46 

消防の時、昼休みの校庭で、 
10秒ほど周囲が1/10秒シャッタで写真を撮ったように止まったことがあった。 
パニクリながらも「あっ,止まってる」っという思考を頭の中でなんとか搾り出した頃、 
再びズンと周りが動き始めた。 
止まっただけなら良かったが、その前後で友人関係が変化していたからあの時は参った。 
今でもあれは単なる妄想だったんだと言い聞かせている。

単に止まったと言うのは少し語弊があったかも。 
止まっている映像が見える以外、一切の感覚器官からの入力は無かった。 
(体が固まったとか動かないなどということなど感じ取る能力は喪失していた) 
自身も含め、慣性の法則を無視して静止。 
動きが戻るときも同様に体は何の違和感も無く、バランスを崩すことも無く、 
事が起こる前と同様に走り続けていた。 
友人関係に関しては、顕著なところでは 
仲の良かった仲間3人組みが解体しており、各々友達以前の 
只のクラスメートに、また一番いがみ合っていたやつは違和感無く 
普通にしゃべりかけてくる、ちょっと仲のいいやつになってた。

前の話へ

次の話へ