後続車

298 名前:さげ :02/12/25 17:34 
激しくがいしゅつだと思いますが、、 私が今までで一番怖かった話。

実際にあった話で場所は外国。Aは食材を求めに1週間に一度スーパーに
買いだめに行く。いつものように食材を車のトランクに詰めこみ、帰路に
ついた。しばらくすると後ろからビームライトが走り自分の車を照らし出した。
バックミラーに反射し眩しい。Aはいらつきながらスピードを上げる。
そして途中にある峠にさしかかった。するとまたも同じ車がピッタリと
自分の車にはりつきビームライトを当ててくる。隣りは崖である。
眩しさにハンドルを切りそこなえば、死が待っている。男は怒りを覚え
スピードを上げる。するとぴったりとその車もついてくる。
仕方なくAは車のスピードを緩め抜かせようとした。
 しかし、車もスピードを緩める。Aは恐怖を覚えた。震える手でハンドルを
握り眩しさに耐えながら進んだ。しかしその車はいつまでもついてきて
家に辿りついた。車を止めるとその車も止まった。ビームライトに照らされた
車中でAは突如として激しい怒りが沸き起こり車を降りるとその車に向かっていった。
そしてドアを空けるなり怒鳴った「何を考えてるんだ!!!」 

すると中から男が出てきてAを車に引きこんだ。
恐怖にひきつるAにその男が言った。
「急いで警察に連絡するんだ!」

男はAの車の後部座席に刃物を持った男が乗りこむのを目撃し、
後を追ったのだった。途中、暗い車内が見え、刃物を持った男が
Aに襲いかかろうと体を起こしてたのでライトを照らし続け犯人が
隠れ続けるように仕向けたのだった。やがて来た警察は強盗犯だった
潜んでいた男を逮捕した。 

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