サ○シャイン内ホテル

810 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/09/04 18:42
両親が上京して、池袋サ○シャイン内ホテルに宿泊した時のこと。
母はちょっと霊感あるっぽい人なので泊まるのはすごくいやだったらしいが、
飛行機代+宿泊費の安いツアーだったし、申し込みがギリギリだったので選択の
余地がなく渋々泊まった。
1日目の夜:夜中に家具を移動するような音がしていたそうだ。2人共聞いたらしい。
父は「エレベータの音だ」と言っていた。が、部屋の付近にエレベータはなかったし、
夜中に稼動しっぱなしなほど人が出入りするはずない、、、
そして2日目の夜:母が寝ようとベッドにもぐり、電気を消した途端不思議なヴィジョンが
頭に広がった。何十個もの血の気のない武士のなま首がごろごろと転がっていて、
しかもそれは母のベッドの真下だった。
両親は2泊したのち田舎に帰った。が、話はそこでおわらなかった。
帰ったその日の夜のこと。母が父のいびきを嫌って2人は居間を挟んだ別々の部屋に寝ているのだが、
母が寝ようと電気を消して目を閉じた途端、髪をふりみだした恐ろしい女性の顔が目の
前に迫ってきた。びっくりしていると今度は、母の寝ている部屋の隣の部屋に平安時代
風の衣装の女性が3人程座っているイメージが浮かんだそうだ。
だが、こんな恐ろしい目に会っているにも関わらずトイレに行きたくなった母は、えいや、と
飛び起きてトイレに行こうとしたそうだ。(そこらへんが母の剛毅な所、、、)
そして母が部屋のドアをあけると、違う部屋で寝ていたはずの父が目の前にいてまたビックリ。
訳をたずねると、父曰く「目を閉じた途端、目の前になんか大きなモノがわあっと出てきて
驚いたので、母の所にきた」とのこと。どうやら2人同時になんかに襲われたらしい。

とりあえずその夜以降はなにも起きなかったようでまあ良かったのですが、なんか連れて
帰っちゃったんでしょうか。ほんのり怖い話しでした。 

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