美容院

323 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :01/09/08 02:51
OL時代、退社後急に髪をストレートに戻してばっさり切ってしまいたくなり
飛び込みで入った美容院でのこと。
美容師「こんにちは~!あ、こんばんは~!か、もう。あはは」
私「は、はい。。」
美「で、今日は何すんの~?」(と妙にハイテンション)
(間違っちゃったと気付いたので予定変更して)私「カ、カットを」
美「カットだけでいいの~?パーマとれかかってるしぃ」
私「急いでいるので」

何とかカットだけにしてもらい、早くここを出なくてはと焦っていました。
カット中もハイテンションでしたが、それよりもハサミを無駄にカチカチ
させたり、必要以上にじいーーーーーーっと鏡をみたり、ちょっと小躍り
したりと不穏な雰囲気を感じてはいました。
そして他の美容師に目をやった時、やっとここが普通ではないということに
気付いたのです。
その美容師は今カットしている美容師とは正反対で目は空ろ、顔色も悪く、
もしかして発狂数秒前?といった様子でした。

そうです、間違いなくここの美容師達はクスリをやっていたと思います。

このハサミでグサッと刺されちゃうんじゃないかと本気で思い、もう恐くて
恐くて体が本当に震えてしまいました。
美「どうしたの?震えてるよ」
私「なんか寒くて。風邪でもひいちゃったのかな、早く帰ることにします」

会計の際、カルテに名前を書くよう言われましたが、何と言ったかは覚えて
いませんがどうにか理由をこじつけて断りました。

今思い出しても恐いです。現実の方がオカルトより恐ろしいですね。 

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