テント

620 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/04/12 00:22 ID:4VdxGjQN
おれが色気づき始めた、小学校高学年の頃の話です。
当時近所づきあいをしていた、同級生の女の子の家族が
同じ階にいました。会社の社宅です。
家族同士たいへん仲が良く、旅行に行ったり食事会などしていました。
夏休みにやま登りに行ってキャンプをすることになりました。
山登りでつかれた後バーベキューを楽しみ、テントを3つ張って
子供たちは大きいテント、親は夫婦同士で小さいテント2つに別れて寝ることになりました。

おない年の女の子とオレ、あとお互いの弟が一人ずつ、合計4人が同じテントです。
オレはいろいろとその女の事を想像してしまい、なかなか眠れません。
女が寝ている間にキスしてしまおうと思い、ゆっくりと顔を近づけました。
その瞬間殺気のようなものをテントの外に感じ、びっくりして顔を上げると、
外が暗いさっきまでとは違い、ほのかに光っていました。
その時おれは外を見てみようと体を起こそうとした瞬間、彼女はカッと目を開け、
「外を見るんじゃない!」と言ってまた眠りました。

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