子供のネズミ
393 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/04/29 18:20
社会人になりたてで川崎市の北の方で社員寮に住んでいた時のこと。
先輩に連れられて街道沿いのラーメン屋に向かった。車を降りると車道の反対側に
そのラーメン屋があった。でも街道は深夜でも車の往来が激しくなかなか渡れない。
仕方ないなーと思いつつ、車道を渡るチャンスをしばらく待っていた。
すると、道路に小さな影が見えた。それは子供のネズミだった。
「ちゅうちゅう♪」と鳴いていたかどうかはしらんが、反対側からこちらに
むかってたどたどしく車道を渡ろうとしていた。
「あぶないよ、ああ、きをつけて!」などと俺は心の中で応援していた。すると、
ピチュ
と大型のダンプカーが走り去り、道路には小さな赤いシミが残った。これは漏れだけが見た体験。
そんな漏れは今ハムスターを飼っています。