赤ん坊が殺された話

751 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/11/06 17:20
赤ん坊を殺されたという話。 
 祖母が10歳くらいの頃のことだそうです。(90年くらい前) 

 祖母の家は本家で分家の1つが真裏の家に住んでいた。 
 少しの家と田んぼ、畑以外はまわりは林。 

 稲刈りの時に、少し離れたところで狐が獲物(兎だったか忘れました)を 
 狙ってるのを発見した分家のA男(仮名)が、大声をあげて狐を追い払った。 
 しかし、狐は驚かずにジーっと睨んでから林に帰って行った。 
 その場に居た人達は「あの狐はなんだか怖い」と話していた。(本家・分家 
 の人たち多数がいた) 

 田舎の家の作りは、土間→板の間(囲炉裏)→畳の間のタイプでした。 
 夜は家族一緒に畳の間で寝ていました。 
 朝、目が覚めると夫婦の間で寝ていた赤ん坊が居なくなっていた。 
 (音とか異変に気づかなかったそうです) 

板の間で赤ん坊の死体を発見。 
 囲炉裏の鍋を掛けるJみたいな奴にぶら下がっていた。 
 赤ん坊を転がしたらしく、灰が板の間に沢山散乱していた。 
 (灰に狐の足跡が着いていた) 
 のを見つけたそうです。

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