ハムスターのチッチ - ほっしゃん
人志松本のゾッとする話より
これ僕が小学校2年位の話です。
動物好きだったんですけど、自分がはじめて育てたのはハムスターだったんです。
チッチって名前をつけて飼ってたんです。
でもその時はまだ子供で、今みたいにちゃんと出来ないんで、
冬ごもりする前にひまわりの種はいっぱいあげてたんですけど、結局死んじゃったんですよね。
ある日見たら寒くてカチカチになって死んでたんですよ。
で、それを家の庭に泣きながら埋めてあげたんです。
そしたら、次の年の夏頃に、埋めたところからひまわりが生えてきてたんです。
で、お母さんが周りに木とか色々埋めてて、このままだったらチッチのひまわりが
養分が足りなくて綺麗に咲かないかもしれないから、もっと日当たりがよくて、
他の木もないところに埋め替えてあげよってお母さんが言ってくれて、
で、二人で掘り返してたんです。
お母さんがほってひまわりを抜いたら、ごっついのが出てきたんです。
チッチのほっぺたからブワーッとひまわりが出て、
ボロボロの元チッチのほっぺたを突き破ってひまわりが出てきて、
僕はチッチや!って思ったんですけど、やっぱり母は強いから母はそれを外して、
そのひまわりを埋め替えたんです。
でも僕はチッチをまた埋めてあげたんです。
で、良い話っていうのはドラマだけだなあ..っていうのでゾッとした話しです。