未来から来た男 - 飯尾和樹


みなさんもお好きだと思うんですが、タイムトラベル映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」が公開されて、30周年らしいですね。
パート2で主人公は未来に行った設定なんですけど、その未来というのが2015年の今年らしいんですよ。
映画ファンはすごく盛り上がってるみたいなんですけどね。


アメリカで映画さながら「未来から来た男」というのが、過去に盛り上がっていたそうなんです。
今から12年前の2003年のことなんですけど、ある男が逮捕されたそうなんです。



その男の名前は「アンドリュー・カールシン」
なぜこの男が逮捕されたかといいますと、株の取引、インサイダー取引で逮捕されたんです。

その内容っていうのが、800$、100円換算で8万円を、2週間で3億5000万$にしたんです。350億。
※実際は、日本円で約10万円を、約420億円に膨れ上がらせた。

捜査当局は、これは確実に企業の情報を事前に知っていたであろうと、逮捕したんです。



その捜査に対して、カールシンはこんな事を言ったんです。
『私は2256年から来たタイムトラベラーだ』と。

そんな事は当然捜査員は信じませんから、彼の情報を調べるんですけど、
彼が株の投資に参加した2002年12月以前の彼の記録が、一切ないんですよ。

そうこうしている間に、彼は自分がタイムトラベラーである事を、色々と証言しだすんです。
そして、イラク戦争がはじまる日時をあててしまったんです。

※アメリカ同時多発テロの首謀者である、オサマ・ビン・ラディン潜伏場所も予言している。
2011年5月2日にアメリカ当局は潜伏先を特定。特定場所は、
カールシンが予言したパキスタンのアボッターバードだったと言われている。

それで、じゃあどうやって来たんだ?と聞くと、
時空のトンネルやタイムマシーンや、時空の扉のようなものがあるっていうんです。

じゃあそこに連れていけよというわけなんですが、
彼は『歴史が変わるから連れていけない』って全てを片付けてしまうんです。

そんなある日、彼の支援者だという人が現れ、一億円を払って彼は保釈されてしまうんです。
でもまあ、アメリカの監視下の中にいるのには変わりないわけですからね、大丈夫だろうと思っていたんですが、
彼はある日姿を消してしまうんです。

もちろんアメリカは総力をあげて、彼を捜すんですが、彼はどこにもいないんです。

そして最後に彼の潜んでいたという家の前に、大きなタイヤ痕の跡があったとか無かったとか…

みなさん、これを信じるか信じないかはあなた次第です。

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