ドッペルゲンガー(10)

238 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/11(土) 14:36:26 ID:ErWT3kf/0
数年前の母の謎な体験。

私が学校から帰ってくると、 
いきなり母がすごい勢いで台所から走ってきた。、 
「あんたっ!どこ行ってたの!?心配したんだから!!」 
と、いきなり怒ってますよって感じで聞いてきた。 
もちろん私は学校から今帰ってきたばかりなので 
「学校だけど・・・?」 
と、恐る恐る訳がわからないままに答えたんだけど、 
「そんなのは嘘だ」と言って絶対否定きた。 
何があったのかと聞いてみると・・・

その日の午後3時位に、母はよく陽の当たる 
私の部屋(2階)のベッドでマターリ日向ぼっこをしていたらしい。 
すると、暫くして制服を着た私が部屋に入ってきた。 
「なんだ、お母さんこんな所にいたの。」 
と言いながら、私はそのまま勉強机に突っ伏して寝てしまったらしい。

母もいい感じにマターリしてたので、 
そのままウトウトと寝てしまったらしい。

十数分して、いきなり私が起きて 
黙ってトイレに向かったらしい。 
突然だったので母もビックリして起きたらしいが 
「なんだ、トイレか。」 
と思って部屋で私を待ったらしい。 
十分・・・十五分・・・ 
空を見ながらマターリ待ってた母も遅いなぁと思いながら 
私の腹の様子を心配しながらトイレに様子を見に行った。

「●●●(私の名前)。お腹の調子悪いの?」 
そう言ってからトイレに鍵がかかっていない事に気付き、 
扉を開けても誰もいない。 
「あれ?下の階に行ったか?」 
と思い、私の名前を呼びながら下に行ったら返事もない。 
家の中を探しても、外を探してもいない。 
自転車も置いてある。 
消防の時のクセか、どこへ行くにも●●へ行ってきます、と 
必ず行ってから出かける私だったので、 
「何も言わずにでかけるなんてっ!」 
とちょっとムッときながら私の帰りを待ってたらしい。
先にも書いたが、私は学校に行ってた。 
3時なんていったら授業の真っ最中だっつの。 
と、いう旨を母に怒り気味で答えたらやっと理解してくれたらしく、 
「じゃあアレは誰なんだっ!?」と半泣きで私に問い詰めてきた。 
知らんっつの・・・

妹ではないか、と考えたんだけど、当時妹は消防だし。 
私の方が遥かにピザなんで 
寝ぼけててもたぶん見間違うことはないと・・・;

それ以来母は、私の部屋には私が部屋にいる時しか来なくなった。 
もちろん私が部屋を出て行こうとすると慌ててついてくる。

後日、母が居間で寝てたら私らしき人に顔をいじられたらしい。 
鼻の穴にティッシュ入れられたり。 
寝ぼけながら嫌がると、そいつがケタケタ楽しそうに笑ったそうな・・・。

長文&駄文スマソ。

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